怒・蓮舫(民進、東京)の応援にシールズ奥田愛基も|参院選二〇一六

【社会・政治ニュース】 平成二十八年七月三日、東京・中野にて『参院選二〇一六』で東京選挙区候補の民進党・蓮舫(丁未)参議が駅頭演説を行った。応援には同党・代表代行の長妻昭(庚子)、SEALDsの奥田愛基(癸申)も駆けつけ、中野駅は多くの主権者が集まった。蓮舫参議は出馬中も各地での応援演説を行っているため、自分の選挙区である東京での演説は三日しかなく、同日はその二日目。


報道現在四十八歳。青山学院大学を卒業後、グラビアモデルを始めタレントとして活動を行い、十六年に参議院に初当選した。記憶にも残る「仕分け人」として行政刷新大臣(管・野田内閣時)も務め、現在は同党の代表代行として活動する十九歳の双子を育てる母である。『次世代に紡ぐ Run for the future』を掲げ三期目の当選を目指し、次のように宣言をする。


二人に一人が卒業時に平均三百万円もの大学奨学金の負債を抱え、一人親家庭の子どもの二人に一人が貧困という現実をほっておけない。男性も女性も生涯未婚率が上昇するなか、誰でも望めば結婚することができる、子どもを産み育てることができる、そんな当たり前の社会にしたい。そして「人への投資」こそ、経済の成長にもつながります。だからこそ、税金の分配を、社会保障、教育の充実に充てる。私は、政治家として『人への投資』を最優先する政治を行います




<母として、政治家としての絶対>

 応援する主権者に笑顔で応え手を振り、恐縮した姿は女性の柔らかさを感じたが、演説が始まると一変、母として政治家として絶対に日本を変えなければいけない、そんな表情・声でアピールをした。「今回の選挙は国政選挙、十人いれば十色のご要望や声があるが、私はその全ての意見を対案としてしっかり打ち出している。」と序盤から強気の発言。「その中でも憲法と経済について、今の政権が良いのか、それともそうじゃない野党だがしっかり抗う私たちを選んで頂けるのか、ご選択を頂きたいと思う。」と今選挙の最大の争点を明確に語った。


アベノミクスについて否定はしないとしながらも、それは戦後の日本に通用したものとし、「五十年前の政策がまだ通じると、間違った考えをしてる政治に、そろそろ立ち止まって頂きたい。」と賛同を募った。



蓮舫は突破力アリ

 奥田は学生目線から蓮舫参議を支持。「今の政治がおかしいと感じる。人を大事にしない政治なんて必要がない!」と同時に「今回の選挙は一票入れるだけではなく、一緒に戦う、一緒に訴えることが必要。今生きている人たちを大事にしないと未来はない!蓮舫さんはそんな願いを叶えてくれる政治家。」と若者の代表としてこれからの日本を支えるために選挙に参加する必要性を訴えた。


また長妻代行は「今回の選挙の本丸は平和主義をなくすか、のこすかという憲法の問題、そして金融緩和による格差拡大の問題である。」と述べ、「安倍総理が最も苦手とする質問者であり、突破力のある蓮舫さんを是非国会で活躍してほしい。」と蓮舫参議の当選を主権者に託した。尚、Twフォロワ数は三十九万一千。


記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合

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