現役大学生三名がベンチャ「Flamers」設立、インターンの口コミサイト『Voil』で就活に貢献

【ビジネス報道】 令和二年九月二日に学生三名によって設立したFlamers(代取:佐藤航智)は、アカツキ(代取:香田哲朗)の投資プロジェクト「Heart Driven Fund」からの資金調達を発表した。六月に、大学生向けの長期インターンの口コミサイト『Voil』を公開していた。


同社は、「東大」工学部・佐藤代取、同・設楽広太と「北大」水産学部・柴田展大の現役大学生が設立した学生ベンチャ。報道現在で休学中。


「やりたいこと=ワクワクすることは見つかるのではなく育てるもの」という考えに基づき、「人々の心の中のワクワクが“育つ”文化を作る」をミッションに掲げる。多くの学生が自分のやりたい事が分からないまま、就活を迎えてしまっている現状を変えるべく、学生の為のVoilを開発した。



 三名は、これまでに複数社で数年に亘って行ってきた長期インターンを通じ、社員と一緒に働いてビジネスの現場で実務に携わる経験は、自身に多大な成長を齎すと共に、自分のやりたい事やできる事を“育てる”実感をした。これは、短期の職業体験では難しく、長期のインターンでこそ得られると考えている。


一方、長期のインターン、実際のインターン経験者の数が限定的であるが故に、事前に企業内部の情報やインターン内容を把握する事が難しい。その為、自身に合ったインターン先企業を見つける事ができない学生が多くいる。同社では、この問題をVoilで解決したい。


 「就職白書二〇二〇/リクルート」によると、過去にインターンシップを実施した企業の内、昨年度にインターンシップを実施した企業は九十五㌫。本年卒の学生のインターンシップ参加率は六十二.二㌫。平均の参加社数は五社。


実施期間は「一日」が最多の六十一.一㌫、「一週間以上」は十二.一㌫。学生側でも同様に前者が最多の七十.四㌫、後者では二十一.一㌫に留まった。


また、インターンシップに参加して良かった点として「自分のスキルを見極めることができた」「自分自身のキャリア観を明らかにすることができた」という項目への回答率を期間別で視た。前者の学生は十八.〇㌫、十九.三㌫。後者の学生では、三十一.一㌫、二十六.八㌫となった。


画像:㈱Flamers

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