次世代を想う石田純一、「野党統一候補なら。」出馬|都知事選二〇一六

【社会・芸能ニュース】 平成二十八年七月八日に東京・神保町にて、俳優の石田純一(甲午)が『緊急集会「都政刷新のチャンス!」/都政を考える市民の会』で十四日に告示・三十一日投開票の『都知事選二〇一六』に条件付きで出馬する意向を固めた。急遽、駆け付けた報道陣は百名を超え、注目度の高さが伺えた。芸能関係の仕事については、出馬への問題は略ない、とした。そして出馬条件は、野党統一候補である事。


会見で石田は野党からの打診がない点を踏まえ、「実際に出馬する可能性は十㌫以下かな。」と自らは売り込んでない旨を伝えた。出馬する理由について、“子ども”の言葉に重みがあった。「子どもが夢をもてる社会、平和に暮らせる暮らしを強く実現していきたい。」と昨今の政治による社会に対し、疑問符を抱いてた模様。国政に関しても触れ、六十歳を過ぎて国の為を想う気持ちが高まった。特に条件である野党統一候補には、「野党共闘という事だ大事。」と、都政においても与党に対抗できる状況を作り出す重要性を説いた。




<東京自公、包囲網着々>

 会見は『参院選二〇一六』の最中であり、報道各社の予測を鑑みると、野党共闘に一定の効果が現れている。報道現在の都政は、「自民党都連のドン」と称される元都議会議長の内田茂都議の影響が大きい。百二十七議席の内、自公で六十八、民進系は十八、共産は十七、維新は一だ。渦中の元防衛・環境大臣の小池百合子衆議も、自民党東京都連の意思決定システムを“ブラックボックス”と表現(後日、訂正した)し、自民から無推薦でも都知事選に立候補する。リリースには、以下の文が末尾に挿入された。


野党の皆さま、ぜひ、石田純一さんを統一候補として政策協定を結んでくださるよう、お願いいたします



 また会見には市民団体「村山首相談話を継承し発展させる会」の理事長・藤田高景が同席し、石田をサポート。告示まで一週間を切った状況下で、藤田は「人を介してね。」と野党筋とも間接的に出馬に関し情報交流している点を認めた。黒のナロー ネクタイの石田は、会見中に「もう僕くらいしか、居ないのでは。」と、小さな声で発言。政党間及び内の調整事情がある点と現実的な野党統一候補として手を上げる者がいない点を憂いていた。


尚、十一日には前回に九十八万三千票(得票率;二十.二㌫)を得て二位となった日弁連の元会長・宇都宮健児(丙戌)が、無所属で出馬する旨の会見を開く予定だ。


『緊急集会「都政刷新のチャンス!」/都政を考える市民の会』

撮影記者:金剛正臣

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