地味だが安定している増田ひろや(自公推薦)|都知事選二〇一六

【社会・政治ニュース】 平成二十八年七月十四日に『都知事選二〇一六』の告示日となり、自民・公明・こころ推薦の元総務大臣・増田ひろや(辛卯)が立候補を届け出、東京・立川で街頭演説を行った。応援には、石原伸晃(丁酉)経済財政政策 担当大臣や谷垣禎一(乙酉)自民党 幹事長、丸川珠代(辛亥)環境大臣をはじめとする多くの議員たちが駆けつけ、雨の降る中三多摩地区の有権者へ訴えかけた。増田東京出身の法学士で、福田及び安倍内閣時に総務大臣を務めた。外国人の受け入れや、参政権に対し容認の姿勢を示す。


増田は“都政の混乱に終止符を打ち、そして数ある問題を解決していきたい”をモットーに冷静な演説を行った。中でも子育ての問題に対し「都知事に就任できれば、『待機児童解消・緊急プログラム』を一ヶ月以内に地域毎に策定し、八千人以上に及ぶ待機児童の早期解消を約束する。」と断言し、都民に必ず行う旨を誓った。また、演説が立川駅という事もあり「三多摩地区には介護を必要とする人が多い。そのための解決に向けても努力していく。」と子育てだけでなく介護福祉に対しても全力で取り組む事も約束をした。




<二大臣と幹事長が推す>

 石原大臣は、今回の都知事選に対し「混乱をしている都政を治すのか、それとも都政に関係のない人に任せて更なる混乱を招くのか、という事が今回の選挙で重要。東京生まれ、東京育ちの増田さんなら必ず実現してくれる筈。」と訴え、谷垣幹事長も「知名度やパフォーマンスで人選をし、これまで失敗を繰り返してきた。初心に戻り、都政を立て直す人を選ばなければならない。増田さんは、正直地味な方だが、安定した一番都知事にふさわしい方である。」と知名度だけではなく、信頼性がある政治家である点を主張した。


また丸川大臣は、「国政ではなく都政。都民の気持ちが分かる人を選ばなくてはならない。二十三区、三多摩地区、それぞれの問題があり、そのそれぞれの気持ちに寄り添ってくれるのは増田さんしかいない。」と三多摩地区の有権者にアピールをした。都知事選は二十一名が立候補しており、投開票は三十一日に行われる。

公約は以下の通り。



ーあたたかさあふれ、お年寄りも子供も安心できる東京の実現ー

 子育て支援

一.「待機児童解消・緊急プログラム」を策定し、八千人の待機児童を早期解消

二.妊娠・出産・産後・子育てを切れ目なく支援する「子育て世代包括支援」の構築

三.女性活躍を推進。仕事と生活の両立を目指して働き方を改革


 介護福祉

一.首都圏全体で介護体制を構築。ICT/ロボット活用など「未来志向型ケア」を推進

二.子どもの貧困をなくし、生活困窮者に寄り添う「地域共生社会」の実現

三.高齢者やチャレンジドの方が安心して暮らせるユニバーサルデザインの街づくり



ー大災害の不安を解消し、安全に守られる東京の実現ー

 防災強化

一.木造住宅密集地域の不燃化、耐震化をスピードアップ

二.帰宅困難者の一時滞在施設を大幅に増加

三.大災害発生時の近隣・遠方自治体との連携計画を都・区市町村毎に策定



ー二〇二〇年大会を起爆剤に、世界一の魅力あふれる東京の実現ー

 オリンピック・パラリンピック大会成功

一.ラグビーワールドカップ二〇一九と一体となった機運醸成

二.十三万人以上のボランティアなど全国民参加型大会の開催

三.テロ、サイバー攻撃などへの万全の備え


 魅力あふれる東京への経済活性化

一.東京を世界有数の観光都市化

二.国の成長戦略と連携して東京都のGDPを大幅アップ

三.海外展開支援など中小企業の持続的成長を支援


 大会後を見据えた将来展望

一.東京を世界の環境先進都市に発展

二.外環道東名以南を開通させ早期に三環状道路ネットワークを完成

三.二〇二〇年以降のグランドデザイン策定、「地方・東京連携プロジェクト」の推進


『都知事選二〇一六』候補:増田 ひろや(Masuda Hiroya.辛卯)/無所属

撮影記者:原田眞吾

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