囲み取材でのコロナ対策『「me」(カッコミー)』をプレイブが貸出し開始

【ビジネス報道】 令和二年九月十五日よりPR会社・プレイブ(代取:阿部重郎)は、芸能人を起用した記者発表会等で新型コロナウイルス対策用として使用できる囲み取材用パネル『「me」(カッコミー)』の貸出しを開始した。

一日(十二時間以内)で、一台六万円(税別、送料別)。原則、二十三区。


meは、サイズが幅六十㌢㍍*奥行き九十㌢㍍*高さ百八十㌢㍍。側面と前面の三面がプラスチックのパネルで囲む。側面には、インタビュー マイクを差出せる直径二十㌢㍍の丸い穴が開いている。レポータ等は後方が開いている為、後方から入る。


コロナ禍で行われる芸能人を起用した記者発表会等では、取材対象者の傍にレポータ等が立って囲んで取材する従来の囲み取材は、殆ど行われていない。約二㍍以上の距離を置いてレポータ等が質問する形式を執っている。


囲み取材はメディアにとって「出演者の横に立って、会話形式で話す事で取材対象者の息遣いや微妙な表情の変化を読みながら、面白いコメントが引出せる非常に重要な取材方法。」と考えている。


コロナ禍において画期的な商材。取材現場でレポータ等は最新の注意を払って、質問をしているものの、距離を十㍍ちかく離れた状態からマイクを通して質問を行っている。遠距離なので取材対象者の表情は分かりづらく、レポータ等もマスクをしている為、互いに表情が分かりづらい。コミュニケーションの信頼性の低下。


レポータ等に至っては、マスクの為に質問自体が聞こえづらい事が多発しており、遠距離も相俟って場としての盛上りに欠ける。よってコロナ禍の囲み取材では従来よりもコンテンツとしての価値が大きく下がっている様に見受けられる。やり取りが面白くない、という事だ。


芸能人を起用した記者発表会等では、イベント本編よりも囲み取材を重視するメディアの方が圧倒的多数。囲み取材によって記者発表会等の生産性(パブリック リレーションズの最大化)が問われる。囲み取材が盛上る程に、主催者のPR効果が大きくなっていくもの。


写真:ブレイブ㈱

0コメント

  • 1000 / 1000