【ビジネス ニュース】 既報「みんなではぐくむ♪にっぽんの食 イベントセレモニー/農水省」が行われ、その中で各地で働く『農業女子』による地域産品のテイスティングが行われた。農業界の若きビジネス レディの存在が光り始めている。
Flowryの代取・田中綾華は「食べるバラ」をアピール。同社は“農業の活性化、農業の可能性を広げたい”というヴィジョンの下、二十二歳(昨年)で起業した。農家の親族はいない。田中は「海外と日本の農家の平均年齢を比べた時に大きな差があり、“私が農家を変えてやる”という想いでスタートした。若い世代を取り入れる為には、若い世代が実際に働いている姿を見せないといけない。」と、意気込みをインタビュで伝えた。そのやる気は強く、若者へ伝える手段として、FBやインスタグラムを活用して農業の重要さを伝える。また六次産業化も目指しており、自社で生産から販売まで全て(経営の多角化)を行っていきたいと語る。
同社の商品は天然のバラを使用したジャムとクッキーだ。無農薬で栽培されたバラを使用し、食べる前から華やかなバラの香りを愉しめる。高橋は「色も綺麗でジャムはヨーグルトに、クッキーは紅茶に合いそう。プレゼントにも良さそうな見た目で女子は嬉しいですよね。」と女子目線でのアピールをした。商品はネットで購入することが出来、その他にもチョコレートや美容液等も販売されている。
<美容に良いトマト、次は十一月に出荷>
ドロップの代取・三浦綾佳は看板商品である「美容トマト」をアピール。同社は「女性が輝ける職場」をヴィジョンとし、その名の通り殆どのスタッフが子育て世代の女性だ。三浦は「子育て世代が安心して働ける様に、短時間の集中型で保育園の迎えに間に合う様に取り組んでいる。」と話し、農業女子の代表として活動している。
同社の商品「美容トマト」は、最先端技術のアイメック®農法を用い、高栄養・高濃度のフルーツ トマト。平均糖度は十一.五度。えぐ味や青臭さがなく、小さな子どもからお年寄りまでが“おやつ感覚”で食べれる様になっている。またビタミンCやリコピンも豊富に含まれており、ゲストの高橋真麻(辛酉)は「甘くて噛みごたえが凄い、食べる美容液という感じ。」と絶賛していた。残念ながら、この商品は現在品切れとなっており、次は十一月販売を予定している。併せて「美容トマト」を使ったジュースもあり、こちらは報道現在も発売されている。
農場女子を美しく収める
同イベントは、農水省(大臣:森山裕)の事業「農業女子PJ」の一環として行われた。女子メンバは六月末時点で四百八十人超、二十五社の企業が参画している。彼女達の農業活動をPRすべく、G界でも活躍する写真家・山岸伸とモデル・舞川あいく(AIKU)両名による写真展「農業女子に会いたい!」も展示された。農業女子の働く姿を美しく写真に収める。展示会は不定期だが、月一で刊行する写真専門誌「フォトテクニックデジタル/玄光社」にて、山岸による連載「農業女子に会いたい!」の中や両名のブログ等で農業女子を確認する事ができる。
この様な活動を通じ、若き女子に対して農業への啓発を同省は図っている。尚、「農業女子PJ」に関する問合せ先は、同省の経営局就農・女性課女性活躍推進室。代表で、03-3502-8111(内線5194)。
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