世界初の頭皮に対するB2Bサービス「着帽手当」をユニリーバが開始

【ビジネス ニュース】 平成二十八年六月二十二日に東京・虎ノ門にて、世界百九十ヶ国に事業展開する世界最大級の消費財メーカであるユニリーバ・ジャパン(代取:フルヴィオ・グアルネリ)は『CLEAR「新プロジェクト」プレス発表会』を開催した。帽子を被って働く社員や選手への社内サポート制度「着帽手当」を発表し、同日よりB2B向けサービスの提供を開始。フリーアナウンサ・木佐彩子(辛亥)がゲストMCを務めた。


「着帽手当」とは、着帽して働く方々の過酷な頭皮環境をサポートし、従業員のモチベーション向上や生産性向上へと結びつける事を目的とした、クライアント企業への社内サポート制度だ。頭皮ケアブランド「CLEAR」は、毛髪科学と皮膚科学の両面からアプローチする。男女の頭皮・毛髪の違いを徹底的に追究し開発されたヘアケアのブランドで、日本では二十六年四月から発売。これまでに五百万本(男女製品本年五月現在)以上が出荷されている。




<シャンプーの現物支給>

 同社は着帽下での就業者人口の多さや、調査により判明した彼らの頭皮への漠然とした不安に着目した。スーパークールビズの観点からも、帽子やヘルメットを含めた職場環境の改善へのサポートの可能性を鑑み、帽子を被って働く仕事人に向けている。


「着帽手当」支給までの手順は以下の通り。


  1. 着帽従事者が働く企業や、選手が着帽するスポーツチームが主な対象
  2. 社内・チーム内での導入、検討
  3. 法人向け専用ECサイトを運営するASKULサイトから担当者が購入
  4. 企業・チームから従業員・選手に対し、現物支給


企業にとって独自の社内サポート制度は、社員をモチベートする手段の一つ。男性用シャンプー世界一位(売上高)の同社が提案する新福利厚生サービス「着帽手当」は、昨今のストレス社会に大いに貢献するだろう。尚、女性用商品も取り扱う同ブランドの広告には、女優の宮崎あおいやサッカー選手のクリスティアーナ・ロナウドが起用されている(報道現在)。


『CLEAR「新プロジェクト」プレス発表会/ユニリーバ・ジャパン㈱』

記者:岡本早百合×撮影:岡村卓磨

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