若者移住が七割の五島市、長崎がオンライン移住相談会を十月十一日に

【人生・教育報道】 令和二年十月十一日に長崎県(知事:中村法道)は、『ながさきの島ぐらしオンライン移住相談会』を実施する。応募締切は二日。今回は第三弾で、若者に選ばれる島の五島市(五島列島、市長:野口市太郎)が参加する。同市への移住者は報道現在で年間二百超。移住者の七割以上が三十代以下と驚異的な数字を叩き出す。


他にも対馬や壱岐等の計五市町が参加する。同相談会は、参加無料の完全予約制で、四部。一対一の相談会で、第三者の同席はない。オンライン(ZOOM)で自宅から参加できる。副題は「してみんね!ながさきの島暮らし~失敗しないための「離島移住」のリアルな話、お伝えます!~」。


五島市は、長崎市の西約百㌔㍍に浮かぶ十一の有人島と五十二の無人島で構成。美しい砂浜等の自然景観と文化的歴史的資産が豊かな観光地であり、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産を有する。人口は三万六千三百九十二人(八月末現在)。元年四月から二年三月の年間で二百二十三人が移住。移住者が増え続けている。


以下が同市の移住・子育て支援

  1. 市内企業の面接時や同市内における起業の為に調査を実施する際の旅費等を助成
  2. 子育て世帯等が移住する為の引越し費用を補助
  3. 三十五歳未満の奨学金返済を応援
  4. 多子世帯の保育料軽減や三世代同居・近居を促進する為の助成金
  5. 医療費の助成
  6. 副食費の補助


その他にも、市民を対象とした子育て支援事業が複数ある。子育て支援施設も多数。また、妊婦相談や母親教室、乳幼児相談、子育て講座等と出産・育児支援も手厚い。


 同市の面積は約四百二十㌔平方㍍。横浜市とほぼ同じ大きさ。東京から最短三時間で到着できる。病院や診療所、歯科診療所は計六十五ヶ所。大型スーパーやドラッグストア、ホームセンタの他、コンビニも複数。保育園や幼稚園、認定こども園は、計二十二ヶ所。待機児童ゼロ。高校は四校。内、五島高校は県立の進学校で、予備校に行かなくても生徒の約半数が国立大学に進学できる。漁業や農業が盛ん。


地元出身者も移住者もいる「五島市移住定住チーム」のスタッフは、以下の四名。内、二名が当日に対応する。

 

  1. 移住相談員;四年前に伊・ローマから五島へ移住
  2. 同;二年前に東京から五島へ移住
  3. 同;十四年前に結婚を機に、長崎市から五島へ移住
  4. 職員;生粋の五島人。六年間だけ五島を離れ、十七年前にUターン

写真:長崎県五島市

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