博報堂が大学生のブランド デザイン コンテスト『BraCo!(ブランコ)』開催

【ビジネス報道】 令和二年九月三十日に博報堂(代取:水島正幸)の次世代型コンサルティングチーム「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」は、 「東大」教養学部・教養教育高度化機構と共に九回目を迎える大学生の為のブランド デザイン コンテスト『BranCo!(ブランコ)』を開催する旨を発表した。


同コンテストは「博報堂ブランド・イノベーション デザイン(BID)」が日頃の業務として手掛けるブランドデザインやイノベーション デザインの重要性や魅力を学生に伝える事を目的に発足させた学習形式の教育コンテスト。東大で開講しているアクティブ ラーニング型授業「ブランド デザイン スタジオ」の拡大企画として平成二十四年に開始し、これまで、百五十超の大学から四千七百八十六人もの学生が参加した。


 一チームで三人から六人の学生が協力し、課題となるテーマについて様々な視点から調べ、その本質を考え抜き、魅力的な商品やサービス ブランドのアイデアを創り出して競い合うチーム対抗形式のコンテスト。参加学生は、セミナやアドバイザを通してBIDが持つ「共創」の考え方や昨今のビジネス トレンドでもある「デザイン思考プロセス」等、企画に必要な実践的な知識を学ぶ事ができる。また、あらゆる商品・サービス開発の基本プロセスとなる「調べる」「考える」「つくる」といった力をコンテストを通じて高め、「正解のない問い」にチームで挑む事の難しさと面白さを体験する。


緻密で論理的な分析力、大胆な発想力、人を動かすデザイン力といった「アイデアの総合力」を競うコンテストで学部を問わず、多数の学生が参加。「秘密」をテーマに実施した昨年度は、七十三大学から七百七人の学生が参加した。


本年のテーマは「普通」。今、コロナ禍により、これまで当たり前だった日常が形を変えて「ニューノーマル」を模索。社会と心に内在する様々な差別が改めて浮き彫りとなり、見つめ直されている時。今、改めて「普通」とはなんなのか。人生や暮らしの様々な領域に存在する「普通」という概念に多くの学生達が真剣に向き合い、捉え直す事を通し、この社会をより良いものにするアイデアを考える。


五日にはコンテストの説明も兼ねたブランド デザイン レクチャを開催。三年二月七日にファイナル イベントを実施する。


画像:㈱博報堂

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