セキュリティ担当者向けに大日本印刷が五日間の新コースを十一月に新設

【ビジネス報道】 大日本印刷(7912T.1)とサイバ攻撃対策要員を訓練・養成するグループ会社・サイバーナレッジアカデミー(CKA、代取:手塚博)は、令和二年十一月よりチームでの演習を受講できる『サイバー・インシデント レスポンス・マネジメント(CIRM)コース オンライン演習』を新設する。受講者の職場や自宅からオンラインで実践的訓練システム「TAME Range」に接続して受講する。


日本語演習の五日間。対象者は官公庁、システム インテグレータ、セキュリティ ベンダ、教育機関、 情報通信・金融・電力等の重要インフラ十四業種等のセキュリティ担当者。


本演習は、平成二十八年から提供してきた「CIRMコース 基礎演習」「同 実践演習Ⅰ~Ⅲ」「同 産業制御系・基礎」「サイバーオフェンス プロフェッショナル コース」をオンラインで演習できるもの。コンピュータ セキュリティに対応する企業内のチームであるCSIRT(Computer Security Incident Response Team)の業務に携わるメンバが、同社の拠点内(東京・五反田)にある教室に行かなくても、遠隔地からハンズオン演習を受講する事ができる。


同社は、人材育成において知識・スキルの習得に加え、サイバ攻撃の対処経験を重要と捉える。


 同社とグループ会社は、サイバ セキュリティ先進国であるイスラエルの企業、IAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ)の訓練システムである「TAME Range」を導入。官公庁を始め、情報通信や航空・電力等の約八十社、二千二百人以上のセキュリティ担当者に訓練・演習を実施してきた。


本演習の特徴は以下の三点。

  1. 受講者の職場や自宅からの受講が可能;同システムを活用し、一般的な企業のネットワーク システムの仮想環境(サイバ レンジ)を再現して、訓練・演習を行う。PCと通信ネットワークがあれば、受講者のPCからのアクセスが可。CSIRTのメンバ同士が異なる場所にいても、国内であれば何処からでも複数名がチームとして受講できる
  2. 様々なサイバ攻撃対策を日本語で受講可;本演習は、日本語のテキストを使用し、日本語で実践演習を行う。海外の実例に基づいたリアルなサイバ攻撃のシナリオを多数用意。最新のサイバ攻撃対策を学べる。また、サイバ攻撃に対する分析から遮断・駆除、報告までを一貫して演習し、未体験の攻撃に対応できるスキルを習得できる
  3. オンラインで行う実践型のハンズオンチーム演習;実務で活用できる最新インシデント マネジメント技術をハンズオンで習得。実行画面を確認しながら、チャット・ビデオ チャットを利用しての個別サポートやチーム間、受講生と講師とのオンラインでのやりとりを交え、五日間で必要なスキルを習得する

画像:大日本印刷㈱

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