新国がベートーヴェン「交響曲第九番」と「竜宮」で参加の二十五日『WorldオペラDay』・二十九日『WorldバレエDay』

【社会・芸能報道】 令和二年十月二十五日に『WorldオペラDay』、二十九日に『WorldバレエDay』がオンライン上で開催される。新国立劇場/日本芸術文化振興会は、両日に参加する。どちらも世界各国の歌劇場やバレエ団、各界からのアーティストがこぞって参加して映像配信等が展開される国際的な大イベント。


本イベントは本年で二回目。各大陸のオペラハウスが加盟する「オペラ・ヨーロッパ」「オペラ・アメリカ」「オペラ・ラティーノアメリカ」の提唱により始まった国際的なオペラ・イベント。オペラの素晴らしさを称え、そして社会におけるオペラの力、価値を認識する機会として、二名の偉大な作曲家である仏・ジョルジュ ビゼー(戊戌)と墺・ヨハン シュトラウス二世(乙酉)の誕生日である十月二十五日を記念日とした。



 二十五日には、本年で生誕二百五十年を迎えた楽聖・ベートーヴェン作曲「交響曲第九番」第四楽章(抜粋)の、同劇場合唱団と四人のソリストによる演奏が、記念コンサート第一幕の冒頭にて特別動画として世界中に公開する。このイベントを記念し、昨年の上演時に空間を埋め尽くす様な巨大な舞台装置と説得力のある大胆な解釈で話題騒然となった「トゥーランドット」を同劇場のHP内にて無料配信する(二年十月二十三日より一週間限定)。


二十九日には、劇場内のリハーサル室より生中継でスタジオ・リハーサルを配信する。また、七月に世界初演された「竜宮」の公演映像や十月二十三日より上演する「ドン・キホーテ」の舞台稽古の様子等と同劇場バレエ団の魅力を紹介する。



同劇場以外にも、世界各地で撮影された約四十名の歌手による演奏や海外のバレエ カンパニのクラス レッスン等も視聴できる。


同劇場は以下のコメントを出した。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた今年は、日本も含め世界中の劇場やホールが閉鎖され、文化活動の中止を余儀なくされました。この様な状況の中で、国境や言語を超えて舞台芸術を通して世界中の人々と交流できる事は意義深いものです。
日本からもこの二つの世界的なイベントを皆様と盛り上げ、お祝い致します

画像:新国立劇場

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