吉川友は安定の王道、THE HOOPERSはユニセックスを超え始める|TIF2016

【芸能ニュース】 三百組近いアイドルが出演している『TOKYO IDOL FESTIVAL 二〇一六』。二日目の平成二十八年八月六日には、ハロプロが誇るソロアイドルの至宝・吉川友(壬申)と八人組のボーイッシュ ガールズグループ「THE HOOPERS」がステージに立った。


吉川は、二十四年よりTIFに参加し今年で四回目。この日は家族向けのミュージカル「三銃士/ニッセイ文化振興財団」で女優として活躍した後に台場・青海に飛んで来た。夜のステージであったが「おはよう。」とファンらへ挨拶を交わし、タイトなスケジュールとなった経緯を伝えた。TIFだけは即答で「出ます。」と関係者に返し、TIFへの愛を述べた。ステージでは、新曲♪「八月の花火」を含む三曲を披露。TIF内において最高クラスのステージとなった。


吉川のそれは、正に王道アイドルで華やかさや輝き、落ち着きとセクシとパワーを織り交ぜ魅了した。合間のトークも気が利いていた。ステージ中に開始し遠目で見えた江戸川区の花火大会に触れながら新曲を紹介したり、映画「シン・ゴジラ」に掛けて「シン・キッカワ」へと更に成長する旨を告げる等、度々、フジ・湾岸スタジオの屋上は笑顔に包まれた。十二日には3マンライヴ、九月には「@JAM×ナタリーEXPO 二〇一六」、十月には台湾でライブを行う。




<眼から溢れる自信>


 ファンが女子が過半の「THE HOOPERS」。昨年に引き続き、一名増えてのTIF出演となった。昨年との大きな違いは、男女それぞれのもつ妖艶さが滲み出ていた点。男装のガールズグループの彼女達が、男の質実剛健的な色気と女の才色兼備的な色香を、トレンドの白を基調とする衣裳でステージ。特に各々の眼つきが昨年とは全く異なる。その眼は、溢れんばかりの自身に満ち溢れており、堂々と三曲を歌い上げた。


自信の根拠は、絶え間ない努力であろう。男装の為、パンツの衣裳で激しい踊り、フォーメーションでメンバと息を合わせるには相応の練習量と信頼関係が欠かせない。注目すべきは彼女達のステップである。そのステップは男性的なもので、軽やかさとキレが美しい。九月には「@JAM×ナタリーEXPO 二〇一六」と初の海外となる台湾でライヴを行う。


『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』

アイドル:

吉川 友(Kikkawa Yu.壬申)/㈱アップフロントプロモーション


THE HOOPERS/㈱ケイダッシュステージ


撮影記者:金剛正臣

© FPhime

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