十一ヵ国・地域のスタートアップを繋ぐ福岡市、台湾・デジタル大臣も登壇|国際交流イベント『ASCENSION』

【ビジネス報道】 令和二年十一月二十七日にオンラインにて福岡(市長:高島宗一郎)は、十一ヶ国・地域の十五拠点に及ぶスタートアップ支援ネットワークを活用した国際交流イベント『ASCENSION 二〇二〇』を開催する。前日及び前々日の関連イベントも配信する。


同市は「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略/内閣府」に基づき、グローバル拠点都市に指定されている。


このイベントは「Beyondコロナウィルス」をテーマに国内外の起業家等による多数のセッションを実施し、登壇者と参加者のオンライン交流やブース展示等を実施するもの。目玉のセッションは、高島市長(甲寅)と台湾・唐鳳(オードリー タン、辛酉)デジタル担当大臣の対談。距離的にも近い台湾と同市のビジネス的IT連携が期待される。


 初開催となる本年度は「スタートアップFUKUOKA 3DAYS」として、ビジネス マッチングイベント「X-Techマッチアップ」とピッチイベント「スタートアップGo!Go!」が相互に連携し、各々がもつ強みを活かした三日間に亘る一体的なイベントとなる。グローバル拠点都市の同市に日本、そして世界からスタートアップ企業や支援者等が集う。参加料は無料。


協力はふくおかFG(8354.T1)、スタートアップGoGo(代表理事:岸原稔泰)、スタートアップ支援施設「FUKUOKAグロースNext/同市」と福岡 地域戦略 推進協議会(会長:麻生泰)。


URLは後日発表との事。リリース時には、仮でも良いのでURLを確定していて欲しいもの。カレンダ等に記録できない。ただ、同市の若手招集・若手活躍の施策は高島市長より勢いが続いている。今、国内で最も若手のエネルギが集中しているのが、福岡だ。国際金融都市に国から指定されれば、更なる急進は確実だろう。


以下が関連イベント。

マッチアップの商談会「X-Techマッチアップ」は福岡を始め、九州の地場企業とスタートアップが集う。豊富なビジネス経験を有す企業と新テクノロジやアイディアをもつスタートアップが協業する事で、企業側は新事業進出・業務効率化・社内課題の改善を目指せる。スタートアップは自身のビジネスの飛躍のきっかけを掴める。

企業側はスタートアップのオンライン ブースやサービス動画を視聴し、興味を抱いたスタートアップを探し、一ヶ月程度の期間でオンライン上にて商談できる。また、出井伸之(丁丑)元・ソニー会長等の基調講演・セッションも企画している。


本年で七回目のピッチイベント「スタートアップGo!Go!」は、海外スタートアップも多くエントリしてきた。シードからアーリー ステージのスタートアップが対象で、最優秀者には百万円を贈呈する。


画像:福岡市

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