若手の副業・複業を六タイプに分類、最多は投資家タイプ

【人生報道】 トレンダーズ(6069.TM)は、令和二年十一月十七日に副業・複業をしている二十五歳から三十九歳の若手・男女五百人を対象に調査を実施し、働き方を六タイプに分類して公表した。若手の価値観を探った。調査期間は十月末。


同社はパラレル キャリア情報発信メディア「Paranavi」を運営。同月に一周年を迎え、二十七日にオンライン イベント「幸せの正解は一つじゃない!~自分なりの人生の歩み方を選択しよう~」を開催する。


以下が六タイプ。

  1. 投資家
  2. リアリスト(現実主義者)
  3. スペシャリスト(専門家・専門職)
  4. クリエイタ(創作家)
  5. インフルエンサ(影響者)
  6. 事業家



 一は全体の四割と最多。「賢く効率的に収入を増やしたい」という価値観。株やFX、仮想通貨等の仕事。即時でトレンドが追いやすいTwや解説動画のYT等で情報収集をする人が多くいた。

二は四割弱。一と僅差。「コツコツ堅実に収入を増やしたい」という価値観。アルバイトや時給制の仕事。知人の紹介で仕事を得る事が多い模様。

三は二割弱。「スキルを伸ばして人の役に立ちたい」という価値観。Webライティング、コンサル、プログラミング等の専門スキルを活かした仕事。仕事の探し方としては、勉強会・交流会やクラウド ソーシング サービスの利用。



 四は一割。「感性を磨いて世界を広げたい」という価値観。イラストやアクセサリ等のものづくりで、ネットの作品販売サービスを利用。本やSNS、Webメディア等と幅広く情報収集。一万円以上/月の自己投資率も三割と、比較的高め。

五は一割弱。「ワクワクすることや新しいことをしたい」という価値観。YT等のSNSで自分の得意分野やスキルに関する発信をし、報酬を得る。仕事の探し方もTwやインスタ等のSNSメイン。

六も一割弱。「社会のためになる大きな仕事がしたい」という価値観。商品やサービス、事業の開発が仕事。本やSNS、交流会等のオンラインもオフラインもフル活用して情報収集。一万円以上/月の自己投資率は五割超。最も高いタイプ。



同社は「副業」をメインになる本業があり、サブ的に行う仕事とする。「複業」は複数の仕事=パラレルな働き方とする。同時期に九千人を調査したデータに依ると、「副業・複業に興味がある」と回答した人は五割を超えるが、実際に副業・複業を行っている人は一割に留まった。その内、具体的な懸念は「仕事の探し方がわからない」「勤務先の仕事との両立が不安」の順となった。


画像:トレンダーズ㈱

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