長野・茅野市の車山山頂に『SKYテラス』誕生、リフトで富士山・日本アルプス・雲海を展望可

【社会報道】　令和二年十二月十二日に長野・茅野市（市長：今井敦）は、標高が一千九百二十五㍍の車山高原山頂にユニバーサル ツーリズムに対応した『三百六十度パノラマビュー・展望テラス（ＳＫＹテラス）』をオープンする。

車山は、霧ヶ峰の主峰となる百名山。山頂は三百六十度のパノラマビューを楽しめる景観スポット。北側からは霧ヶ峰全体が八島ヶ原湿原まで見渡す事ができる。南側からの眺望では富士山、南アルプス、中央アルプスと八ヶ岳の雄大な景色を望める。

条件が整えば、“雲海”も眺める事が可能（写真参照）。

車山山頂へのアクセスは、山麓まで車で向かい、そこから十五分間のリフトの乗継ぎで辿り着く。リフトからは四季折々の花々や紅葉、雪景色が楽しめ、山頂から日の出を眺める事ができる「サンライズ雲海リフト」も特定日に運行している。

　このテラスは車椅子でもアクセス可、と珍しい。車椅子なら、アウトドア用車椅子に乗換え、リフトに乗車。テラスはバリアフリー化しており、高齢者や障がい者でも自然体験が可能である（車椅子利用は要予約）。「ＳＫＹテラス」は誰でも訪れる事ができるテラスを目指して設計したので、車椅子でも動き回れる広々したスペースを特徴とする。

今後は「ＳＫＹテラス」のスペースを活かし、音楽イベントや星空観測ツアー等のイベントも開催予定。車山高原観光協会が仕切る。先ず、同日に記念セレモニを開催する。ゲストはモーグル・競輪選手で「二〇一八平昌オリンピック」のモーグル銅メダリスト・原大智。トークショーはスキー場特設ステージにて。酒・豚汁を振る舞い、懇親会・食事も用意する。

本件に関し、同市の観光まちづくり推進課観光係へ問い合わせた。担当者は非常にはきはきとしており、「ＳＫＹテラス」オープンに希望を感じさせる様な説明であった。エネルギがあった。「ＳＫＹテラス」に関する情報更新は随時ＨＰにて。

写真：茅野市