【高級ファッション考察】 平成二十八年七月十四日から十九日まで米・フロリダ州で『マイアミ・スィム・ウィーク(MSW)』が開催され、産経デジタル(代取:鳥居洋介)が記事「マイアミ・スイム・ウィーク Vol.1(画像引用)」等で報じた。プレタポルテのファッション ウィークの様に水着の各ブランドが、MSWの開催期に合わせて同時期にランウェイショーを一挙に行うもの。リゾート需要がセレブ間で増えている為、世界でも注目されているファッション イベントである。
よってMSWを押さえれば、今季から来季のビーチなどで外すことがない。水着といえども高級で、夏だけに限定してセレブらは着るわけではなく、ことある毎に南国へと仕事やプライベートで繰り出す。セレブにとっては、まさに外せないイベントだ。プレタポルテと同様、水着のデザインは王道やエレガンス、個性派、スポーティ等と多岐に亘り、各水着ブランドの特性に応じて最先端のデザインが並ぶ。
ハイムはMSW二〇一七で、エレガンス・スポーツに着目。それはエレガンスな要素を踏まえつつ、世界的トレンドであるスポーツを併せもったデザインだ。エレガンス性を追求するなら布地の面積を増やす。だがワンピースが典型的だが、おばさん的になりやすい。各ブランドのデザイナは、リアルクローズ的な要素やレース遣いをビーチ風に仕立て上げ、野暮感を無くした。ハイレグも角度や高さがある。セレブに恥じない水着が並んだ。
一方、スポーツ性は面積を減らしフィット感を重視するものと、健康美を追求しカラフルやマットな色味のデザインが目立った。スポーツ性が高い水着はインパクトが強く、着用にはエクササイズが絶対的な条件であろう。ハイレグはよりスポーツに向けて鋭利になっている。
またBooty的なトレンドは健在で、エレガンス・スポーツ双方ともにTバックとみなせるデザインで攻めていた。Tバックよりは角度が緩いブラジリアン水着もあったが、既定路線という程度の存在感であった。特にエレガンスにTバックを合わせるスタイルは、需要が高いだろう。世界トップ級のファッション セレブが選ぶとなれば、来夏に出回ったブラジリアンよりTバックであることが間違いか。しっかりと美しい身体に仕上げて、セレブらはそれを選ぶ。米英のゴシップ誌に注目だ。
0コメント