立法府の長・山東昭子 参院議長の新たな決意

【政治報道】 令和三年元日に三権の一角、立法府の長である参議院・山東昭子(壬午)議長は『年頭所感』を発した。


「本年は多くの皆様方に取りまして、いつもとは違う新年になったかも知れません。御実家への帰省や親戚の皆様との集まりを避け、新年を過ごされている方も多くいらっしゃるかと存じます。大切な御家族や御友人と気兼ねなく触れ合える日常が早く戻る事を願って止みません


昨年は医療・介護、清掃、配達、食品の生産・販売等、人々の生活を維持する為、必要な業務に携わっておられる方々の尊さ再確認する年となりました。今も尚、新型コロナウィルスとの戦いの最前線で働いておられる方々へ、心から敬意と感謝の念を表します


また、昨年は我が国の議会が開設されてから百三十年という節目の年でもありました。我が国の議会が歩んできた道のりに思いを馳せ、改めて国会に課せられた重大な使命を痛感致しました。国民の皆様が安心して毎日を暮らしていける様、感染拡大防止を始め、山積する諸課題の解決に向けた決意を新たにした次第です。


 参議院は、歴代議長の下で参議院改革に努めて参りました。昨年十二月、選挙制度を含めた参議院改革について意見を交わす場を設ける為、各会派の御意見を伺った所、『参議院 改革協議会』を設置する方向性について確認されました。今後とも、議長として参議院の改革に尽くして参ります。


 現下の難局を克服し、この一年が皆様方に取って、平安で、そして笑顔で振り返る事ができる様、心からお祈りを申し上げ、私からの新年の御挨拶と致します。」


撮影:岡本早百合、文字修飾:FPhime

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