【ビジネス報道】 令和三年二月二十五日・三月三十一日・三月二十五日の三日間にオンラインにてSNSマーケティング支援サービスを提供するホットリンク(3680.TM)は、メディア関係者を対象にSNSについて学べる三回連続の無料講座『SNSの学び舎 for メディア業界』を実施する。
新聞社や出版社、TV局、ラジオ局、Webメディア等の企業に勤務ないし経営・マネジメント層、フリーランスの受講を想定した。
同社は「知識循環型(知識資本主義)社会」のインフラを担い、人と情報を結び付ける。取引先には大企業や政治系の機関・組織も並ぶ。強みは、ビッグデータの分析と活用。特にSNS上の情報をリアルタイムに収集・蓄積・解析し、生活者の本音の声を把握している。
各業界向けにSNS活用の為の講座を昨年から行い、これまでにはコロナ禍で変革を迫られるアパレル業界や美容業界を対象とした講座を実施してきた。
<メディアの信頼度は下落傾向>
「二〇二〇年度 SNS利用動向に関する調査/ICT総研」によれば、平成二十七年末のSNS利用率は七割弱だったが、令和元年末には八割、三年末には八割強まで拡大する見通す。同時にマスコミへの信頼は低下。「メディアに関する世論調査/新聞通信調査会」によれば、時系列で視ると新聞やNHK・民放TV等の主要メディアの信頼度は下落傾向。
また、ネット上の誹謗中傷対策強化の為の『プロバイダ責任制限法』の改正案が今国会に提出される方針もある。
個人が情報発信できる時代では、メディア企業にはデメリットもメリットもある。既存メディアとSNSは共存し、その先の未来を切り開けると同社は睨む。SNS活用において、効率的な情報発信や交流の実績がある同社は、知見とデータを活かし、既存メディアへSNSの現状と今後について伝える。
第一回;マスコミは、個人のSNS発信に勝てるのか ~これからのメディア企業のあり方~
- メディア企業のDXとSNS
- SNSが変えたメディア構造・個人メディアの時代のメディア企業の役割
- プラットフォーマーの動向(Tw・FB・インスタ等)
第二回;マスコミも広告も信じられない? ~政治選択もヒット商品も価値観もSNSから生まれる~
- ハッシュタグによるムーブメント、企業のネット炎上
- 個人メディアとジャーナリズム(企業から個人へのパワーシフト)
- SNSのビッグデータから報道に活かせる事
- SNS発のヒットの構造
第三回;メディア社員なのか?個としてのジャーナリストなのか? ~メディア人としてのSNS活用のポイント~
- 記者も個人メディアへ
- Twを活用した効果的な情報発信方法
- メディアや番宣アカウントの運用方法
- SNSとの向き合い方、トラブル防止方法
画像:㈱ホットリンク
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