台湾文化を味わう様々なサービスが日本でも展開

【社会考察】 台湾の音楽・文化を通して日台の交友を目的とした『TAIWANDERFUL(台ワンダフル)二〇一六/スペースシャワーネットワーク』が、平成二十八年八月十九日に東京・恵比寿で行われ、多くの台湾関連のブースが出展された。



二千万曲以上の音楽配信サービスを行うKKBOX/KKBOX JAPAN合同会社は、“ミュージック・ビジネス・インキュベーター”として新たな音楽体験を生みだす為の様々なコンテンツを展開。十六年に台湾で設立以来、アジア各国での積極的なサービスを行い、報道現在では登録ユーザ数が千二百万人を超え、全世界で上位五位に入るアジア最大手の定額制音楽配信サービスとなる。同社の主要株主はKDDI(9433.T1)等。


同アプリの特徴は、最大四千曲のキャッシュ。国内向け楽曲も多い点が挙げられる。またオンライン中のユーザ同士が同じ楽曲を聴きながら、チャットを楽しめる「Listen with」では著名人やアーティストとリアルタイムに繋がる企画も定期的に実施され、ファンとアーティストが繋がる、新しい音楽の楽しみ方を提案する。尚、同イベントで行われたライブのセットリストも聞く事が可能だ。



<台湾・韓流ドラマと先住民画>

 日本でも人気の高い台湾ドラマを見ることが出来る「スカパー!」のサービス「アジアドラマティックTV」のブースも会場内に設置された。日本に上陸する台湾ドラマの多くはラブコメディで、嘗てのアイドルが演技派俳優として出演し、ここ最近では大人がより楽しめる恋愛ドラマも増加している。殆どがロケ撮影である台湾ドラマでは、台北の街並みや風景を見る事ができ、台湾フリーカには堪らないポイントの一つとなる。尚、同サービスでは台湾ドラマだけではなく、韓流ドラマも視聴する事ができ、海外ドラマファンにはうってつけのサービスである。


最後は、台湾の先住民をアーティスティックに描くイラストレータ・ NAIMEI(奈美)。台湾には何百年も前より先住民がいた。現在、台湾には政府(中華民国)が認めた十六の先住民族がいる。グループとしては二十五以上が存在する。其々が独自の言語(オーストロネシア)や文化をもち、台湾の総人口の二㌫を占める。NAIMEIはラインスタンプネットショップをもつ。FBでは七千の「いいね!」を得た。独特のタッチの世界観が台湾の部族を映し出す。


『TAIWANDERFUL(台ワンダフル)二〇一六/㈱スペースシャワーネットワーク』


記者:原田眞吾、金剛正臣(撮影)

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