Dリーグのアノマリーと帝人Fが“動き”を収益化、「MOTIONBANK」始動

【ビジネス報道】 令和三年一月二十八日にオンラインにてプロのダンスリーグ「Dリーグ」や対戦型のダンス アプリ等を運営するアノマリー(代取︓神⽥勘太朗)と帝⼈フロンティア(代取:⽇光信⼆)は、共同事業『デジタルツイン時代の到来を⾒据えた、世界中のあらゆる「⼈の動き」の知財化プラットフォーム』に関する記者発表会を開催した。


⼈や動物等のあらゆるモーション(動き)をビッグデータ化し、様々な分野のイノベーションへと活⽤するウェアラブル センシングのプラットフォーム「MOTIONBANK プロジェクト」を発表。ダンサであるアノマリ・神田代表は、ダンサの権利を守りたい。動きの販売・購入につき、アンケートで需要を確認済み。報道現在では著作権法の対象外であるダンス等の動きを法で保護される事も視野に入れている。



両社は単に技術を権利化して知財として管理するのではなく、経営戦略資源の⼀部とし、戦略的・積極的に活⽤してイノベーションに繋げていく事が重要とする。


 今回のプラットフォームでは、3Dのモーションデータを動画にして各社・各ユーザが同データを販売(収益化)する。B2Bから始め、数年のスパンでB2Cにも拡げていく。帝人Fは既に一.四万のモーションデータを蓄積済み。特徴は以下の通り。

  1. アバタを被せる事ができる
  2. VR等の5Gコンテンツで使⽤できる
  3. 三百六十度で動きを分析・⽐較し、類似性や相違点を発⾒できる等


本プラットフォームでは、ダンス以外に伝統工芸等の特殊な動きも取り扱いたい。以下が活用事例。

  • プロ野球選⼿のピッチング フォームを数年後等の⾃⾝の調⼦を取り戻す場合に活⽤
  • 独創性あるものや後世に残したいものの保護、学びへの活⽤
  • ゴルフのスイング フォームを可視化し、レッスンに活⽤

スライド:帝人フロンティア㈱、㈱アノマリー

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