「日本学術会議」対抗の『日本科学振興協会(JAAS)』設立へ説明会

【社会報道】 令和三年二月一日に日本版「AAAS設立準備委員会」が発足した。対話を通じた科学の振興を行うボトムアップ型の組織『日本科学振興協会(JAAS)』を設立する為。「日本学術会議/内閣府」の対抗組織となる。


設立に向けて同委員会は、オンラインにて説明会を三回実施する(十三日、二十六日、三月十一日)。委員・賛同者・正式名称を募る。正式名称は二月十四日で締切る。


日本学術会議との違いは、研究者や科学振興に意欲がある人が誰でも参加できる点(予定)。学術会議は、優れた研究業績がある研究者で組織される内閣府直轄の機関。誰でも参加できる科学コミュニティではない。一方のJAASは、「アメリカ科学振興協会(AAAS)」や「欧州科学技術 推進協会」を参考にする。



(設立の趣旨)

 日本の科学が危機に瀕していると判断。日本の科学の凋落を喰い止め、復活させ、明るい未来の礎を築きたい。その為に、科学振興に意欲がある多様な立場の人々が対話・協力し、科学がこれまでに果たしてきた役割を分析・理解し、その理想的なあり方を検討し実現する必要性を訴える。


日本国民、ひいては人類全体の福祉の向上の為に信頼性の高い知識体系の構築、有用な技術の開発、 それらの社会における活用と普及を支援し、促進する事を使命とする。分野、組織、職種・職階、世代の垣根を超え、科学の振興に意欲がある全ての人々が参加する組織を日本で立上げる事を提案する。

米・AAASとは直接的な関係がない独立した組織。


画像:日本版AAAS設立準備委員会

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