百合子都知事は科学を重んじるも、非・科学的な定例会見を立証される

【政治考察】 令和三年二月二十四日に都議会にて小池百合子(壬辰)都知事は、子どもへのネット・ゲーム等の利用時間を制限する条例について「ネット・ゲーム依存への対策としまして都は、冷静に情報を見極めまして都民に情報提供をしていく事が必要と考えておりまして、科学的根拠に基づかない内容で条例による一律の時間制限等を行う事は考えておりません。」と答弁した。


昨年に香川(知事:浜田恵造)では、保護者の責務を明記した「ゲーム条例」が成立していた。報道現在で同条例の違憲性が問われている。今回、百合子都知事は科学を重んじた。現在は、劇場・感情型から論理・実務型の政治への過渡期である。


だが一方で、都の会見を取材するフリー・横田一(丁酉)記者は記事『「東京都には五輪を開く資格がない」と厳しく批判した丸山知事/扶桑社』にて、百合子都知事が会見で質問指名する記者を恣意的に行っている事実を証明した。




<非・科学的な指名回数の順位>

 データは、昨年六月十九日から本年二月十九日まで。「小池知事 会見指名回数 順位(お気に入り記者ランキング)」は以下の通り。

  1. 民放O記者;三十一回
  2. 民放Y記者;二十四回
  3. 民放N記者、NHK・N記者、ブロック紙k記者、ブロック紙O記者;十六回


横田記者は「最下位」として〇回。報道現在で三年以上、指名されていない。この点は、ハイムも指摘してきた。基本的に百合子都知事は民放優先であり、且つ、若い女性記者を狙う。今回、統計的に百合子都知事の恣意性を立証した。詰まり、彼女は平等な人間ではない。


因みに総理会見では、平等と言える。官邸のHPには質問者が記載されており、フリーの記者も一定割合で指名されている。


“科学的”とは「考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま。/デジタル大辞泉」。“恣意的”とは「気ままで自分勝手なさま。論理的な必然性がなく、思うままにふるまうさま。/同」。



真っ当な「しらけ世代」もいる

 百合子都知事は「しらけ世代」。五十代以下から特に嫌われるのが、この六十代以上の「しらけ世代」以上だが横田記者も「しらけ世代」(例;最も嫌われている世代は「六十代以上」、但し「十代」「二十代」も注意)。脱ゆとり・ゆとり・氷河期世代の三世代は、科学的で平等ではない「しらけ世代」以上に注意・警戒をし、科学的で平等である「しらけ世代」以上を重んじよう。


「しらけ世代」だからと言って、一括りにするのは良くない事だ。ハイムも取材を通じて優れた真っ当な「しらけ世代」を多々見てきた。


同時に百合子都知事は社会学部出身なので、ネット・ゲーム規制の答弁の様に科学・統計を定例会見でも重んじられたい。現場の記者から統計が出た以上、あまり子ども染みた事をせず、真っ当な大人になって貰いたい。若者・若手は静かに都知事を監視している。


撮影:岡本早百合

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