シニアから若者へ向けた演劇『私がこれまでに体験したセックスのすべて』

【社会報道】 令和三年三月二十六日から二十八日まで京都にて、四月八日から十一日まで東京にてプリコグ(代取:中村茜)は、若者向けに演劇作品『私がこれまでに体験したセックスのすべて』の日本公演を開催する。


本作は、社会の鍼治療と称されるソーシャリー・エンゲイジド・アートの旗手であるダレン オドネルを中心とする「ママリアン ダイビング リフレックス」が世界各地で上演してきた。 日本財団主催の芸術祭の一環として制作された。


 セックスについて人前で話される事はあまり多くない。だがセックス(性)と向き合う事は、ありのままの自分自身と向き合う事と位置付ける。公演に向けて「セックスの話を聞かせてくれませんか」の呼び掛けで集まった六十歳以上の出演者五名と「ママリアン」等が一ヶ月間に亘り、ワークショップとインタビュを行った。それぞれの性体験の個人史を振返りながら、脚本を制作した。


セックスについての物語をきっかけに障害や性等の多様なバック グラウンドのある人生経験豊富な日本人のシニア達が、リアルな気持ちと自らの言葉で人生を語る。また、シンガ ソングライタの入江陽(丁卯)がセレクトした年代毎の流行歌や出演者の思い出の曲を会場で鳴り響かせる。



 本作では、シニアが体験した人生の物語を学校では教えてくれない生きていく為に大事な教科書として若い世代に届ける。それは勇気の物語でありながら、同時にシニア世代と若者達が繰り広げるダイアローグ(対話)の始まりになると踏む。


以下は、作家・オノデルからのメッセージ。

本作は、六十才以上のどこにでもいそうな人達が今まで経験した性体験についての公演だ。しかし、セックスについて語るというのはある素晴らしい事を共有する為の口実に過ぎない。
それは、人は歳を重ねる程、自身の弱みや本当の気持ちを受け入れ、傷つくリスクを侵しても尚、それらを飾らずに伝える勇気を持つ、という事。

その勇気は、人生の苦労や悲劇に耐え、人は誰もがいつも脆さを持っているという事を理解していく過程で生まれる。人生はクソ野郎だ、そして私達はそう簡単に死なない。そう、生き続けて、生き続けて、生き続けていくんだ・・

画像:㈱precog

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