「頭」は健康か

【人生考察】 健康は「頭」「心」「体」の三つそれぞれで管理するもの。この三つが不健康だと、人間活動に支障を来す。例えば、何かを「心で思い→頭で考え→体を動かす」や体スタートの「体を取り敢えず動かし→頭で考え→心で思う」等がある。昨今は「頭で考え」から始める事が多くないだろうか。


その結果、『脳内デブリ(死細胞、アミロイドβ等)』が溜まり続け、「貪食」等で処理できなくなると思考に障害を来す。果てはアルツハイマ病とも言われる。


対策は睡眠や運動、食生活、入浴等の「体」の管理。大方は対処できるだろう。ただ、スマホを操作する時間が長ければ長い程、情報ゴミと言う名の脳内デブリが溜まり続ける可能性もある。適切に脳内デブリを処理できれば問題ない。「頭」はクリアか否か。



<人の気持ちを考えているか>

 「しらべぇ/NEWSY」は「人の気持ちを考えて行動していると思う人の割合」を年代別で調査。どの年代でも女性は六割を超えているものの、どの年代でも男性は女性より割合が低い。二十代男性に至っては四割。


但し、この質問文には条件があり、回答者は勘違いをしている可能性がある。文を三つに分解した。

  1. 人の気持ちを考えて→頭
  2. 行動している→体
  3. と思う→心


この質問文で「Yes」と答える為には、三つの条件を満たしている必要がある。一つでも欠ければ「No」だ。他人でも自身でも視認できるものは、二の「行動している」のみ。人の気持ちを考えているかも知れない。行動していると思っているかも知れない。しかし、実際には何の行動をしたのだろうか。


三条件を正確にチェックした時に、男性の「Yes」の割合が下がっている可能性がある。女性は「行動している」と判断したが、特に配慮した相手がそもそも女性の行動に気が付いてないなら、配慮とは言えない。その場合は自己アピールでしかないので、相手への配慮とはならない。ただ、女性は男性よりも多く相手を考えているかも知れない。



日々、健康な「頭(考え)」でいる為には、この「体(行動)」を基準にする。



そうすると大抵の人は日々、「考え過ぎ」な点に気が付けるだろう。考えは行動に結びついてないと、あまり意味が無い。文字通り意味を為さない。科学が典型だが、仮説と検証によって考えが意味を為す。逆を言えば行動に結びつかないなら、考えなくとも良い事になる。


例えば、何かをミスした時に「申し訳ない、済みません。」と思う。これだけでは折角、悪いなと思った事が勿体ない。次に再度のミスをしない為に「何をすればミスをしなかったのか。」を考える。ここまででも意味はない。


最後に考えた対策を行動した時にのみ、意味が為される。調理の様に時間が掛る。


当然、誰かにチェックしてもらう。「〇」が出れば、その意味は肯定される。「△」と「×」は再度、対策を考え、行動する事になる。「〇」が出るまで頭と体、特に体(行動、検証)を頑張る。ここまで行けば学習は成功となる。ミスは失敗とは断言できない。



とある事を思い、とある事を考え、とある事を行動する。



配分は、一対二対七ぐらいだろうか。これはあくまでも感覚なのだが、兎に角、行動や検証に時間を大幅に取られる事は知っておいた方が良い。そうなると、日々、考える事は少ない方が良い。体の行動や検証に集中し、学習精度を上げた方が人生の役に立つ。


スマホ社会では脳内デブリが溜まり易い環境なので、行動が変わり難い(体が重くなる)。よって人生が変わらない。行動に移ってないからだ。考え自体を抑え、脳内デブリを適切に処理し続ける事で行動が変わり(脚が軽くなり)、人生が変わる。人生は、自身が思って考えて行動した通りになっていく。


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