日本取引所Gの大納会に伊調馨とくまもん、金メダリストが金を鳴らす

【ビジネス・スポーツ ニュース】 平成二十八年十二月三十日に東京・日本橋兜町「東証」にて、日本取引所グループ(8697.T1)が大納会を執り行った。ゲストの日本女子レスリングの金メダリストで本年に国民栄誉賞を受賞した伊調馨(甲子)とくまもんも登壇した。報道機関は、例年より多い四十社超となった。


日経二二五は一万八千四百五十円九十八銭(一月四日)から一万九千百十四円三十七銭(十二月三十日)となった。清田瞭(乙酉)CEOは、年明けの相場が戦後初となった六営業日連続安や日銀のマイナス金利、熊本地震、ブレグジットに触れ「非常に厳しい条件が年前半続きました為、マーケットも激しい振れを経験しました。」と振り返り始めた。六月下旬には一万五千円を割り込んだが、日銀による七月のETF買い増し三兆円や九月の「イールドカーブ・コントロール」等の新手法により、相場は持ち直した。




<逞しく成長している日本企業>

 十一月の米大統領選では、「世界で一番最初に開いた東京市場は、猛烈な反応を致しました。」とドナルド・トランプ(丙戌)当選後に日経二二五が千円以上も上げたインパクトを話した。「政策について全く予想外だけれども。」と前置きし、トランプ次期大統領のビジネス力と相場を分析した。十二月には一万九千円台に乗り上げ、年末は明るく「日本企業は逞しく成長している。」と表現した。またIPOはLINE(3938.T1、写真上)や九州旅客鉄道(9142.T1)を含む八十六社となった。市場変更も多く、東証一部の上場企業数は二千社を超えた。


伊調は、「今年は私にとって感謝の一年でした。」と切り出し、記録の更新と日本の内閣総理大臣表彰の一つである国民栄誉賞の受賞を挙げた。「まだまだこれからも、一個人としても、一アスリートとしても、より大きな目標を抱き、諦めず、粘り強く、貪欲に挑戦していきたいと思っております。」と、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える事に顕著な業績があった者としての強い意志を伝えた。伊調とくまもんは、各々が打鐘した。


大納会には株主らも参加。若き女性投資家も散見された。


『大納会/㈱日本取引所グループ』


撮影記者:金剛正臣



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