立憲と共産が「ブラック霞が関」の根源と判明、官僚の人権を尊重せよ

【政治報道】 令和三年六月七日に国会にて超党派「衆議院改革実現会議(会長:浜田靖一)」は勉強会を開いた。講師はワーク・ライフバランスの小室淑恵(乙卯)代取。「ブラック霞が関」と揶揄される現状を打破する為に、淑恵代取は永田町へ提言をした。


以下が、国民の税金の為に永田町が今すぐ改善すべき十の事。官僚からの調査。

  1. 質問通告時間を早め、早期に質問内容を知らせる
  2. 質問通告できない場合は先に通告予定時間・関心事項を通知
  3. 最後の一人の通告時間を早めると共に公開
  4. 質問数は質問時間に応じた数。時間当たりの上限を設ける
  5. 質問通告はワード等のデジタル(専用サイトの構築)
  6. 質問通告文書に、秘書の携帯番号を記載
  7. 答弁者登録はFAXでなくメール
  8. レクや資料要求で完結しうる事項は質問主意書でない形
  9. 「今すぐ」のレク要求や「本日中」の資料要求はなくす
  10. 議員会館・国会議事堂への入館は公務員の入館証で可能に


官僚の過労死・うつ・事故を防ぎ、最低限命を守る規則づくりに向けて具体策もまとめた(上図)。




<残業代を払わない財務省・厚労省・総務省>

 長期に亘る調査により、淑恵代取は「日本企業の生産性低下、残業の震源地は霞が関・永田町である。」と断言。但し、「国会議員・国家公務員の働き方改革こそが日本の少子化を救う。」とも述べた。


震源地を霞が関とする証拠は、残業時間。調査した内、四割が百時間/月を超過していた。しかも、省が三割も残業代を正しく払っていなかった(上図)。財務省(大臣:麻生太郎)は突出しており、七十三㌫も正しく払っていなかった。次いで五十二㌫の厚労省(大臣:田村憲久)、四十五㌫の総務省(大臣:武田良太)。この三省では、働いた分のお金もまともに払わない。


残業の大きな原因は「質問通告」。国会議員が各省庁へ国会での質疑内容を予め通知するもの。この質疑内容が分かり次第、閣僚の答弁内容を官僚が考える。国会は朝から開くので、質問通告のタイミングがポイント。二日前なら何とかなる模様。


その二日前を守らない政党が、調査によると「立憲民主党(代表:枝野幸男)」と「日本共産党(委員長:志位和夫)」。この二党は、突出し過ぎである。官僚の残業を増やしているのは、この二党と言っても過言ではないだろう。人権無視も甚だしい。仕事仲間を尊重できない者が、人権を唱えてはならない。


この質問通告以外にも淑恵代取は、問題を見つけた。「日程闘争」である。与野党間で法案審議を行う日程を調整する事だ。そもそも日程が不安定なので、先の質問通告もギリギリとなってしまう。



国会議員・秘書は上等であるべき

 併せて、国会議員のIT音痴である。現在は第四次産業革命(AI・ロボ)下である。未だに第三次産業革命(IT)の最低限スキルも得てない。これでDX日本の何の法案が審議できようか。レクがコロナ禍でも対面で、オンラインでない(八割)。やり取りがFAXでEメールではない(九割)。


そこで調査を進めると、IT化が進んでいる政党は「日本維新の会(代表:松井一郎)」「自由民主党(総裁:菅義偉)」「国民民主党(代表:玉木雄一郎)」となった。他方、IT音痴の政党は「立憲民主党(代表:枝野幸男)」「自由民主党(総裁:菅義偉)」「日本共産党(委員長:志位和夫)」となった。


自民党は大所帯なので、IT化している国会議員とIT音痴の国会議員に分かれるのであろう。グラフを見る限り、トントンなのでIT音痴の国会議員は逸早く勉強されたい。問題は、立憲と共産である。ここでも官僚の足を引っ張っている。このご時世にIT一つ扱えないで先生でも何でもない。ただの足枷である。



<パワハラが止まらない>

 また、民間では既に有り得ない様な官僚からのパワハラの報告も多々。人権侵害が甚だしい。


  • 到底間に合わない期限で資料作成を要求
  • 期限前に間に合わないと伝えると、執拗にパワハラの様な言動
  • 特にある党の特定の議員及びその秘書の対応は常軌を逸しており、業務妨害といって差し支えないレベル
  • ある議員が、質問主意書を出さない代わりとして、今すぐ資料を持ってこいと恫喝まがい
  • 野党ヒアリングの際は、過去に提出した事がある資料にまで当日印刷して持ち込む事を要請
  • 対面でのレクを求められ、実施した後、その日の内に宿題返しを紙媒体で行い、対面で再レクを求められた
  • レク時にとにかく怒鳴る等、議員としての資質に問題がある議員がいる
  • 大量の役人を呼びつけていた
  • 定時以降になっても通告すら分からないまま、最後に出された要旨は「要旨対応問い合わせ不可、要求大臣は全大臣。質問項目は〈内外の諸情勢について〉のみ」
  • レク要求で求めていた資料を出さない限り通告を出さない等、通告を役所との取引に使っている
  • 同じ様な内容の問い合わせが多く「翌日中」までが期限で、基本的にないが、遅れると土下座させられる事がある
  • 議員レク時間に時間通り行っても議員都合により待たされる事が多い。他方、遅れていく様な事があると、国対等を通じて省全体が注意される事が多い
  • 兎に角、待ち時間のロスが非常に多い



この国家が一向に良くならない原因

 これで永田町を震源地とする証拠が揃った。永田町の中でもある程度は特定できた。諸悪の根源は、立憲・共産の左派政党とIT音痴がいる自民だ。淑恵代取は「議員事務所の秘書へデジタル化研修」も提言。これは報道府も首肯。電話に至っては、驚く程に幼稚な応対をする秘書も多々いる。ITの研修と電話マナーの研修も施した方が良い。


議員を取材するに、まともな議員・秘書もいる。但し、統計的に微々たるものである。一方、官僚は中堅・シニアに社会人としての応対が怪しい者もいるが、大方は誠実である。IT化問題の打開策は「デジタル実践議員宣言」。ITを利活用できる国会議員が、自らアピールするもの。DX日本を担える国会議員だ。同社は本宣言の案内を全議員会館へ手配りしたという。


そして、官僚が疲弊すると影響は国民に及ぶ。細やかな政策を作っているのは、官僚だからだ。国民の生活・人生が苦しい理由は、官僚が本来の能力を発揮できないから。彼らは少ない人数で本当に多くの業務と理不尽を背負っている。官僚が能力を発揮できない大本の理由は、官僚に対して人権を尊重しない、ITをまるで使えない国会議員と秘書となる。官僚の貴重な時間を奪っている事に他ならない。


この国家が傾いている根本原因を判明させた淑恵代取と同社へ敬意を表し、感謝の意を示したい。


記事:金剛正臣

画像:㈱ワーク・ライフバランス、公務員の種類と数/人事院


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