【ビジネス報道】 令和三年九月九日にオンラインにて「女性社長.net」を運営するコラボラボ(代取:横田響子)は、上場企業の役員・部長を対象としたセミナ『「知の探索」で女性取締役起用の不安解消へ』を開催する。参加費は無料。
今期に同社が無作為に抽出した上場企業八十六社の内、新任の女性外取を登用した企業は三十八社だった。五十五歳以下の女性外取の比率は三十六.八㌫、四十代は二十六.三㌫と現役世代の比率が高まっている。六割は初の外取就任。新たな人選を行う上場企業も増加している。
女性外取の平均年齢は「日経二二五」では六十六.〇歳、「TOPIX」百社では六十五.八歳(2020 Japan Spencer Stuart Board Indexより)。多くが複数社を兼任。
<女性外取の知識>
現在の女性外取は弁護士・会計士、著名人等が活躍。しかし同社は上場企業が求めるスキル マトリックスを充足しているとは言い難く、「経営」「事業開発」「ESG」「財務・会計」「組織・人材開発」「マーケティング」「SCM」「IT」「海外」等と経営ボードに専門家且つ実務家を揃えていく必要性が高いと考える。
スキル マトリックスとは役会に必要なスキルを分野毎に表にまとめ、どの取締役がどの分野について知見や専門性を備えているかを示した表の事(社外取締役の在り方に関する実務指針/経産省)。
「実務派」の女性外取が今後に求められていく中で、上場企業が目指すべき「機能する経営ボード」はどんなものなのかを本セミナで伝える。現在、注目される女性外取の最新状況を踏まえ、実際に外取を登用する際の指針となる様に構成する。併せて、参加各社に専門家による「スキル マトリックス・無料診断」を実施する。
モデレータは、教育機関や企業を対象に人材教育を行うチェンジメーカーズ・木内宏美 代取。
画像:㈱コラボラボ
0コメント