高所得者世帯は「育児用品」のレンタル多し

【ビジネス報道】 令和三年八月五日に子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営するコズレ(代取:田中穣二郎)は、『育児用品におけるレンタル・サブスクリプション サービス利用状況に関する調査』結果を公開した。


調査対象は、妊娠中及び生後〇ヶ月から二歳の子を持つ母親と父親。有効回答者数は一千五百五人(妊娠中は五百五十一人、生後二歳までは九百五十四人)。調査は六月に実施。


全回答者の内、「レンタルサービス」を知っていると回答した者へ「育児用品のレンタルサービスをご存じですか」という質問を行った所、九割が「知っている」と回答。育児用品レンタルの認知度は高い。


上図はレンタルした育児用品。「ベビーベット」が二位の「チャイルドシート」の二倍となっているものの、レンタル未経験者は八割に及んだ。


また世帯年収毎に比較すると、年収が高くなる程に「レンタルサービス」の認知度・利用度が高くなる事が分かった。認知度も同様。年収が高い方程に複数の選択肢の中から、レンタル商品と購入する商品を効率よく使い分けていると同社は考える。ただ、「八百万円から一千万円未満」の世帯は、利用経験が「四百万円未満」以上「四百万円から六百万円未満」以下と下がっている。




上図はレンタルした理由。


レンタルのメリット・デメリットでは、後者の内、「赤ちゃんが汚してしまいそうで心配」が四割弱となった反面、「困った事は無い」が三割にも上った。同社は、利用者から「利用したい時に利用できる」「収納スペース・管理に困らない」というメリットが認識されているが、一方で汚れや清潔感に対して不安を感じている事から、この様な不安を軽減する事が育児用品レンタルの今後の課題であると考察した。


画像:㈱コズレ

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