【ビジネス書籍報道】 令和三年八月六日に「戦略プロセス経営実践会」を運営するとげぬき(代取:関口史郎)は、書籍『ひとり社長の経営コンサルタントとして補助金ビジネスに頼らず集客する ~アフターコロナ時代の顧客開拓~」を出版。関口代取(己酉)が執筆した。
同書は経営コンサルタント向けに書かれた物。しかし兼業・副業が広がる中、個人事業主や一人社長を目指す、ないし既に営んでいる者も参考になる内容だろう。事実上のマーケティング書。他業種のマーケティングを「異業他社」事例として学んでおくべき。
関口代取曰く、「月一回、数時間だけ訪問して…という旧来型のスタイルはマイナ化へ。何せ、中小企業の経営者には今、選択肢が豊富にあります。今後はそれがより多様化・複雑化していきます。全てが大きく変化していく中、一人社長の経営コンサルタントとしてよくありがちな『補助金ビジネスに頼る』方法だけではなく、自らの力で集客できる事を目指す!この様に願うコンサルタントの為に、本書を書き上げました。」と綴る。
注目は第三章以降。第三章では「独立後、いつ、どこで、つまずきやすいか?」「チャンスを見つけ、生き残り、躍進するためにやるべきことは?」とB2C狙い・B2B狙いを書いた。
第四章では「集客する上で重要なキーワード」「集客のポイントは大きく二つ?」「広告は出すべきか?」について触れる。第五章では「あなたにとってベストな集客方法を見つけよう」と題し、五つの集客方法を例示している。
平成不況以降、経営コンサルタントを企業は重要視しなかった。平成バブルまで、世界で最も経営コンサルタントが活躍する場が日本であった。有能な経営コンサルタントを欠いているのに、勝てない。競合は有能な経営コンサルタントを抱えている可能性がある。
その経営コンサルタントの思考を知れる入門書であろう。経営コンサルタントの思考を知る事ができれば、有能な経営コンサルタントと出会える確率が高まる。
画像:㈱とげぬき
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