【社会・芸能ニュース】 平成二十九年三月三十一日に東京・日本橋と大阪・梅田にて、カルチャヴィル合同会社はセルゲイ・ディアギレフ生誕百四十五周年記念としてパリ・オペラ座『バレエ・リュス』を一日限りで特別上映を二回する。
上映する『バレエ・リュス』は、百周年記念公演(二十一年十二月)だ。四プログラム「ばらの精(十分)」「牧神の午後(十二分)」「三角帽子(三十六分)」「ペトルーシュカ(三十六分)」の計九十四分を上映する。ロシア・バレエ団とも呼ばれた『バレエ・リュス』は明治四十二年に結成。解散は昭和四年。当時バレエ界に革新を起こし、現バレエのあり方に多大な影響を与えた。ロシア出身の芸術プロデューサであるセルゲイ・ディアギレフ(壬申)が主宰し、二十世紀を代表する作曲家や芸術家(ピカソ、マティス、コクトー、シャネル、ローランサン、ブラック)等を取込み、バレエと美術・ファッション・音楽を融合した新バレエの価値を生み出した。
パブロ・ピカソ(辛巳)は「三角帽子」の美術を担当した。本プログラムは権利関係でビデオ化されてない作品なので、今回の特別上映は大変に貴重だろう。全席指定の完全入れ替え制となる。
料金:各作品 一般3,000円 学生2,500円(入場時に学生証を提示)
【チケットぴあ 発売情報】 チケット発売スケジュール
- プレリザーブ;2月25日(土)11時~3月12日(日)23時59分 ※3月14日(火)夜に結果発表
- 一般販売;3月18日(土)10時~3月29日(水)23時59分
【劇場販売】
- インターネットチケット購入システムvit;3月31日(金) 0:00~
- 劇場窓口:3月31日(金) 劇場オープン時~
=作品情報=
収録:2009年12月パリ・オペラ座(ガルニエ宮)
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指揮:ヴェロ・パーン
出演:パリ・オペラ座バレエ団(各プログラム出演ダンサーは以下)
プログラム構成:以下4つの短編ダンスにより構成
上映素材:DCP(バレエなので字幕なし)
1.『ばらの精』(原題:“Le Spectre de la rose”)
尺:10分
出演:ばらの精)マチアス・エイマン(エトワール)、少女)イザベル・シアラヴォラ(エトワール)
振付:ミハイル・フォーキン
音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー
編曲:エクトル・ベルリオーズ
美術:レオン・バクスト
2.『牧神の午後』(原題 :“L’Après-midi d’un faune”)
尺:12分
出演:牧神)ニコラ・ル・リッシュ(エトワール)、ニンフ)エミリー・コゼット(エトワール)
振付:ワツラフ・ニジンスキー
音楽:クロード・ドビュッシー
美術:レオン・バクスト
3.『三角帽子』(原題:"Le tricorne")
尺:36分
出演:粉屋の女房)マリ=アニエス・ジロ(エトワール)、粉屋)ジョゼ・マルティネズ(エトワール、コリヒドール)ファブリス・ブルジョア(ゲストダンサー)
振付:レオニード・マシーン
音楽:マヌエル・デ・ファリャ
美術:パブロ・ピカソ
4.『ペトルーシュカ』(原題:“Petrouchka”)
尺:36分
出演:ペトルーシュカ)バンジャマン・ペッシュ(エトワール)、バレリーナ)クレールマリ・オスタ(エトワール)、ムーア人)ヤン・ブリダール(プルミエ・ダンスール)、魔術師)ステファン・ファヴォラン(プルミエ・ダンスール)
振付:ミハイル・フォーキン
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
美術:アレクサンドル・ブノワ
画像提供:Getty Images, Inc、(c) Sebastien MATHE | +33 673185413 | www.sebastienmathe.fr
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