米グラミー賞(二〇一七)のファッション七選

【芸能考察】 平成二十九年二月十三日に『第五十九回グラミー賞授賞式/NARAS』が米・ロサンゼルスにて開催された。本賞は世界で最も権威がある音楽賞の一つ。主要四部門の受賞者は「最優秀レコード賞」「最優秀アルバム賞」「最優秀楽曲賞」がアデルの「Hellow」、「最優秀新人賞」はチャンス・ザ・ラッパーで「Coloring Book」により選ばれた。


光が当たる受賞者以外のPRの機会の場がレッドカーペット。多くの報道陣を前に独自のファッションを見せつける。


女優・アイドルのデミ・ロヴァート(壬申)は「ジュリアン・マクドナルド」の身体に柔らかくフィットする金色ドレス。鍛えられた身体と褐色のコントラスト、黒髪が映える。背中は全面が開いている。



歌手・女優のジェニファー・ロペス(乙酉)は「ラルフ&ルッソ」でアラフィフながらも大胆に深い胸元と脚見せで輝きある肌を披露。髪の色に合わせた淡い生地感がポイントだ。



R&Bシンガ・モデルのクリス・ミンシーは「ミリ クチュール」、バックは「NS by Noof」。ウェストからのヒップラインが女性らしい美しさを象り、足元から品性高いシースルで華やかに仕上げている。米・ハフポスも同授賞式でベストLOOKに挙げた。



シンガソングライタ・モデルのリアーナ(戊辰)は「アルマーニ プリヴェ」に「ショパール」の宝石を合わせた。トップの下に見えるタトゥが巧く重なり立体感を与える。ハイウェストなボトムスはボリュームがあり愛らしさと貫禄を主張する。



女優・TVプロデューサのラバーン・コックス(甲子)はマットな黒の「Bryan Hearns」のドレス。左右の身体を見せる縦長のフォルムがオブジェ感を演出する。控え目なアクセとしっかりしたアイメイク、ヘアスタイルも統一感をもたせている。



オーストラリア・シドニー名誉市民のレディー・ガガ(丙寅)はラテックスのドレスを作る「Vex」に「クロムハーツ」、ティアドロップを合わせハードなロックに。紅一点、ルージュが際立つ。髪にも軽くピンクを織り交ぜた。



音楽プロデュースや女優もこなすビヨンセ(辛酉)は双子を妊娠している。妊娠公表後、初のステージ衣装はイエス・キリストの母である聖母マリアを彷彿させる光りを放つ重めの金色に民族的なデザインで威厳と母性、そしてアラフォーらしいSEXYを決して外さない。



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