【ファッション報道】 平成二十九年三月二十日に東京・新宿にて、ファッション ブランド『AULA/CODE.9』がAFW東京内で本年の秋冬コクションを発表した。デザイナは同社の代取でもある川島幸美。
ランウェイショーにはIMGファッションのトップで、IMGの上級副社長でもあるキャリン・ベネットをはじめモデルの浦浜アリサ(庚午)や女優の加藤夏希(乙丑)、鈴木紗理奈(丁巳)らが参席した。IMGファッションは米・NYのファッション ウィーク等を主催している。同社のモデル部門、IMGモデルはマイケル・ジャクソン(戊戌)の娘・パリス’(戊寅)等と契約する世界有数のモデル エージェンシだ。
今季のコレクションは多様性を意識し、生命の力強さを表現。レザーに強みをもつ同ブランドは馬具の一種であるハーネスを用い、身体をプロテクトした。いつも通り素材のMIXも行い、更なる多様性の挑戦を施した。デザイン的にはアシンメトリな非正規性のルックが目立った。
川島自体は三年振りのランウェイショー。今季はスタイリストも付けた。囲み取材ではブランドのインスタ活用について触れた。「今はもう、インスタグラム、SNS配信が多いので、そういった(エンドユーザの)お客様に見て貰いつつブランドの世界観をより発信していきたい。(ユーザの)意欲がある時に購買に繋げていきたい。」と、ランウェイショーの招待客も気にした。
今季のアイテムは納期を調整して四月末。GW前後に間に合わせる。晩夏からの利用を想定したコレクションとなった。ニット等に使用したウレタンは、ちくちくせずに着心地や肌触りを向上させた模様。また会場の脇には一時保育サービスが設けられ、子持ちの母もランウェイショーを愉しんだ。
同ブランドの創設は二十三年。映画「シン・ゴジラ(二〇一六)/東宝」に出演した女優・石原さとみ(丙寅)の衣裳を川島は担当した。
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