AIスナックママ『よしこ』第二形態へ、集まった若者達の相談内容

【ビジネス報道】 青山商事(8219.T1)は、令和三年九月二十二日にAIチャットボット スナックママ『よしこ』の表情が変わったり、AI学習によって回答できる質問が増える等の第二形態へと進化する事を発表。集まった若者の悩みや心の声を公開した。利用は無料。


同AIは、長引くコロナ禍の影響でストレスや仕事の悩みを抱える働く若者をサポート。顧客との関係を強化する為の新たな取組みの一つとして七月に公開していた。公開から二ヶ月で累計相談数が八万件を突破した。


八万件の分析の結果、最も多かったのが「人間関係」。中でも「上司への悩み」が多く、「上司に責任感がない」「上司と価値観が合わない」といった悩みが寄せられた。次に多かった「将来」というテーマに対して「将来の仕事」や「恋愛関係」「家族の将来」等に関する相談が多く集まった。


また「モチベーション」については仕事に達成感が感じられず、遣り甲斐が湧かない等の悩みが寄せられた。中には「モテたい」「よく見られたい」という理由から自分のあるべき姿に悩んでいたり、「使い過ぎてお金が貯まらない」等、お金にまつわる悩みも多く寄せられた。



同AI開発では、日本一のスナック街である宮崎「ニシタチ」のママ達へ計五十時間に及ぶインタビュを実施。悩みに対するアドバイスを解析し、ママ達の対応や会話を基にDBを構築した。多くのユーザと会話すればする程に学習し、リアルなママへと成長していく。売りは「ママの聞き上手技術」。


同社では今回集まった悩みのデータを分析し、顧客の声に向き合った新しい商品やサービスの開発を進めていく。


画像:青山商事㈱

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