【芸能報道】 平成二十九年四月十日に東京・新宿にて、シンガソングライタでプロデューサの秦葉(辛丑)が記者会見を開いた。秦葉は初代・林家三平(己丑)の娘。会見には落語家・三遊亭歌る多(壬寅)も登壇した。
秦葉は十年間も双極性障害を患い、芸能界から一線を退いてい経験を活かし、社会貢献活動として『秦葉ココロの塾』を設立する事を決めた。心の病に対する理解を深め、治癒する事を国内外で訴えていく。「京大」の教授や三遊亭らも協力する。塾のトップはブレイン・コミュニケーションズの代取である梅本満が務める。
「躁鬱病は、骨折の様に症状がレントゲンで見える訳ではありません。病気である事を知らずに、体調の悪さを自分自身に責任があると思い込んでいる人もいます。また集の理解も本当に得られ難く、怠けているとか、甘えているとか、そういった偏見の目で見られてしまう事もあり、そして追い詰められて死に至ってしまうケースも少なくありません。」と心の病の重要性を訴え、癌等と同じ様に治癒する点を強調した。
症状の出方が人種でも異なる可能性があるとして、秦葉は研鑽を積んでいく。
<様々なコンテンツ発信>
社会活動『秦葉ココロの塾』の一環として、情報発信にも力を入れる。落語協会(会長:柳亭市馬)初の女性理事である三遊亭とは、ユニット「歌る葉」を結成。今夏より落語界初となる二人落語で全国を廻る。双極性障害を患った妹役を秦葉、姉役を三遊亭が受け持つ。題材は長編小説「細雪/谷崎潤一郎」から。三遊亭は同協会でマイナンバ制を導入した実績を有す。
音楽活動としては、「フライディ・チャイナタウン/旧ポリドール・レコード」を含むミニアルバムも発売する。『秦葉ココロの塾』のテーマソング「ココロの木」も収録予定。流通はクラウン徳間ミュージック販売(代取:名郷根雅史)が行う見込み。ポイントは英語や中国語の収録で、世界各国のチャイナタウンに売り込んでいく。
また秦葉は先日に舞踊家として藤間流紫派の名取式にて、藤間香乃葉に改名した。目標は歌舞伎座で演目「鷺娘」を舞う事だ。更に十二日には『秦葉ココロの塾』のオープニングLIVEを行う。YTやニコ動にて日本語と英語でスピーチしながらの配信。五月にはメールマガジンも開始する。
収益が出た場合は、新たに「秦葉子ども基金」を作り、ユネスコ等に社会還元していく。自民党の国会議員と相談している。
記事:荒田雅×撮影:金剛正臣
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