最高級『松葉ガニ』が解禁、六本木ヒルズでイベント

【社会報道】 鳥取県(知事:平井伸治)は、令和三年十一月六日より山陰で水揚げされるズワイガニ『松葉がに』漁が解禁する。長い脚とぎっしりと詰まった身が特徴で、山陰地方の冬を代表する味覚。初競りは七日。トップブランド「五輝星(イツキボシ)」が注目。


漁解禁に合わせて少しでも良い場所を取る為、漁解禁の前日から漁場を目指し出港する。水揚げは三月二十日までの五ヶ月間。昨年は七百三十一㌧もの松葉がにが水揚げされ、今季も多くの水揚げ量が見込まれている。


近年では松葉がにのトップブランド化や観光キャンペーン等の相乗効果もあり、ズワイガニ全体の漁獲金額と平均単価は上昇傾向。かに類水揚げ日本一を誇る鳥取では、競りによる落札値のギネス記録を保持(報道現在)。


山陰沖は、九州側から流れ込む「対馬暖流」と北海道側から流れ込む「寒流」が合流し、潮目と呼ばれるプランクトンの豊富な生産性の高い海域が形成されている為、他の海域のズワイガニと比べて格別に美味しいと言われている。


平成二十七年の松葉がにの漁期から、大きさ・ 品質・型共に最上級の松葉がにをトップブランド「五輝星」として販売。甲羅の大きさ・重さ・脚・色・身の詰まり、という五基準を設定。目利き人によって選定する。全体の僅か〇.〇一㌫から〇.〇二㌫と希少性が極めて高い。一昨年の初競りでは、一枚五百万円という高値で落札。「競りで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録を更新した。


鳥取はカニの水揚量、消費量共に日本一である事を全国にPRする為、平成二十六年から毎秋冬期に県名を「蟹取県」へ改名している。蟹取県の期間に県内で宿泊すると、抽選で毎月百名にカニが当たる「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を実施している。


鳥取のズワイガニは県内のみならず、北陸や関西、関東等にも出荷。十一月から十二月に掛けて、首都・中京・関西圏の百貨店等にて「鳥取かに食べようキャンペーン」を開催する。


都内では、十一月に六本木ヒルズとコラボし、レストランフェア「冬の味覚」を開催。館内レストランの十三店舗で、松葉がにや鳥取和牛、鳥取が開発したお米「星空舞(ホシゾラマイ)」等と鳥取の食材を使用した特別メニューを期間限定で提供する。抽選で松葉がに等の特産品が当たるキャンペーンも実施。


更に六本木ヒルズで観光物産展も開催。このイベントに合わせて、活きた松葉がにが鳥取から到着。一万円で「活き松葉がに釣り」を体験し、その場で茹でたものを持ち帰る事ができる。この他、砂丘らっきょうや鯖寿司、地酒等と鳥取の美味しい特産品百点以上を購入可。


六本木ヒルズに関する以下は十二日より公開

https://www.roppongihills.com/events/2021/11/007829.html 

画像:鳥取県

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