東京タワーに天空のスタジアム『RED° TOKYO TOWER SKY STADIUM』、大型四面LEDと同時3DCG合成

【スポーツ報道】 令和三年十一月二十四日に東京タワーを拠点にeスポーツ等を展開する東京eスポーツゲート(代取:原康雄)は、IMAGICAグループ(6879.T1)と資本提携し、グループ会社のIMAGICAイークス(代取:諸石治之)と映像デジタル技術を活用した新しいライブ・エンタメビジネスを共同で推進する為に業務提携をした旨を公表した。


Iイークスは、独自のクリエイティビティと最新映像技術のノウハウを有す。XRを活用した次世代オンラインライブ配信や高臨場感12Kライブビューイング、メタバース(仮想空間)アプリ等、様々なライブ・エンタメのDXを実施している。


今回の提携でIイークスのノウハウを東京eスポーツゲートは活用する。「RED゜TOKYO TOWER」五階のメインアリーナを次世代ライブ・エンタメを発信する拠点「RED°TOKYO TOWERスカイスタジアム」とする。これは、大型四面LEDパネルとリアルタイムで3DCG映像を合成できるXR映像システム「Vizrt(ビズアールティ)」を常設した、リアルイベントとXR映像配信を行う日本初のハイブリッド型アリーナとしてオープン予定。


新スカイスタジアムではeスポーツだけでなく、音楽ライブやファッションショー等の様々なライブ・エンタメを展開し、メタバースと連携したリアルとバーチャルが融合した次世代のエンタメ発信拠点となる事を目指す。名称は最先端映像技術で実現する世界観から由来。東京タワーの上空の“天空スタジアム”をイメージした。


オンラインライブの市場規模は、昨年推計で四百四十八億円(ぴあ総研調査結果、令和三年二月付)と急拡大。その中で、オンラインライブの選別も進む。単に配信しただけのものは淘汰が進み、新しい様々な技術を使ったオンラインライブ配信は、リアルとは違った魅力を持つニューノーマル時代のエンタメに成長を遂げている。


また、世界のeスポーツ市場は、昨年には約一千億円、再来年は約一千七百億円にまで拡大と予測(Newzoo KADOKAWA Game Linkage、同二年七月付)。それに伴い、eスポーツイベントにおいても、XR等の最先端映像技術を活用したライブ・エンタメとの融合が顕著になってきている。



今回の業務提携により、この拡大する市場に対してIイークスの映像クリエイティブと技術を活用した今までに無い新しい形のコンテンツを共同開発・実施し、両社のライブ・エンタメビジネスの拡大を目指す。


画像:㈱IMAGICA EEX、東京eスポーツゲート㈱

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