女子大生の娘の友だちに告白された父は、愛人を妊娠させ離婚 する予定だった

【芸能ニュース】 平成二十七年十月二十三日に東京・六本木にて映画『友だちのパパが好き/SPOTTED PRODUCTIONS』の舞台挨拶がTIFF2015内で行われた。舞台挨拶には父役の吹越満(乙巳)、娘役の岸井ゆきの(壬申)、娘の友だち役の安藤輪子(壬申)、母役の石橋けい(戊午)、監督の山内ケンジ(戊戌)の五名が登壇した。

本作の特徴でもある“当て書”。予めに役を演じる俳優を決め、脚本を書くコトだ。“当て書”について岸井は、作中の様にはしないと述べながらも「最終的には同じところに収まる気がする。」と理解あるコメント。本作のポスタは、横になった吹越が一番下になり、次いで安藤、一番上に岸井の三段。撮影の際に安藤は、大先輩の吹越に重なるコトを大変だった思い出に挙げた。実際に本作の様な環境であったらとMCに問われ、石橋は真剣な面持ちで相手次第と大人の女をみせた。



<監督は白戸家>

 脚本も手掛けた山内監督は、CMディレクタ。代表作にソフトバンク モバイル「白戸家」シリーズや「NOVA」等のヒットCMがあり、長編の映画は二作目となった。本作について山内監督は、二つのキーワードを挙げた。“世代の差”と“離婚”だ。前者は最もあり得ないコトが起きたら、という切り口で若い女性と中年男とでロミオとジュリエットが演じられる点。後者は彼等にとって一種の旅立ちという点だ。

日本映画スプラッシュ部門で出品された本作の公開は、十二月十九日から渋谷「ユーロスペース」の他全国で公開される予定。


写真提供:(c) TIFF 2015

記者:荒田

© FP姫

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