【政治報道】 国政選挙級の勢いとなっている『都議選二〇一七』。五日後に決する。告示日には東京・麻布十番で元・防衛大臣の石破茂(丁酉)衆議が来代勝彦(乙酉)都議の応援に駆け付けた。来代は四期目の挑戦。七十代という事もあり、人生で最後の出馬となるか。応援には吉野正芳(戊子)復興大臣等も駆け付けた。
石破は「これから先の日本は恐ろしく人口が減るのです。二二〇〇年には半分になる。港区は人口は増えるんですが、若い女性の数はガーンと減るんです。人口は増えるけど二十代・三十代の若い女性は三十五㌫減る。」と、同区の少子化が進行している点を強調。不妊治療の助成金では支給額が二億円を突破し、二十三区でトップ(報道現在)。人口に占める受給率もトップだ。同区の子育て環境づくりの推進を訴えた。
また石破は犯罪発生率(全日人口比)で二十三区中、港区が四番である点を挙げて来代の安全な街づくりの成果を推した。
一方の来代(写真上)は元・警察官。「皆さん、何かありましたら私の事務所に110番して頂けたら有り難いです。」と聴衆に声を掛け、都議として「現場に徹してきた。」と自信をみせた。また自民への逆風は非常に感じている模様で、「何とかの風。本当に吹き荒れております。」と述べた。
武井雅昭(癸巳、写真上)港区長もマイクを持ち、短期間での転居率が多い同区の特徴を押さえながらも、対処をしている模様。ただ一般論的には二十代・三十代の男女にとって、同区内の家賃が高過ぎる点と部屋が狭過ぎる点が大きな問題である。同区で高コストの子育てに何年も挑めるとはとても思えない。若手を優遇するゾーン等ができれば、江東区(区長:山﨑孝明)の様に若手の流入は増えるだろう。
尚、日本一美しい議員とメディアに称された柳澤亜紀(辛酉、写真上)港区議らも出陣式に並んだ。
撮影記事:金剛正臣
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