【芸能報道】 平成二十九年七月二十一日に東京・渋谷にて、映画『ベースメント/MARCOT』の初日舞台挨拶が行われた。原作はルポライタの井川楊枝(丙辰)。MARCOTの代取でもある。原作は危険ドラッグやJKビジネス、詐欺、都市伝説等と日本のアンダーグラウンドに焦点を絞った。
舞台挨拶には主演の仮面女子・窪田美沙(甲戌、写真上)と同じく主演の増田俊樹(甲辰)、Booty系グラビアモデルで女優の璃乃(癸酉)ら計七名の主演者と原作者で監督の井川代取が登壇した。美沙は「この年で中学生役をやると思っていなかったんですけれども、メッセージ性が強い凄く素敵な映画ですので幸せでした。」と述べた。増田は「最近は映画が突然、打ち切りになる事もある。」と警戒感を示した。
シックな黒のワンピースに真紅の唇で大人な女な井出達だった璃乃(写真上)は「私はリフレ嬢役をやったんですけれど、余りにも不自然じゃなさ過ぎるって、何処で働いているのって聞かれるんです。実際には働いてないので安心して下さい。」と演技力に自信をみせた。
舞台挨拶前に井川代取はハイムのインタビュに応じ、二人のキャスティングにつき話した。中学生役を探していた最中に美沙のYT動画を見て、「自然な感じだったので。実際にお逢いしてみて女優になりたいと凄い意欲がありました。」と美沙の気迫を買った。演技は「ばっちりでした。神懸っていた。」と高評価。璃乃については以前からDVD作品等で既知であった。「この子がJKリフレ嬢をやったら、実際に人気が出るだろうな。」と判断。演技では特に璃乃のアドリブを褒めた。「脚本に無い事でも、どんどん広げて話してくれる。」と話した。
本作に関しては、「アンダーグラウンドのアイドルが、アイドルを捨てる所」とポイントを述べた。井川監督は脚本も担当した。中学生とルポライタが主役、という独自性の強い映画だ。本年三月に都議会はJKビジネスを規制する条例案を可決した背景も重要だろう。また特別に作られた美沙と璃乃のポスターは、それぞれ一千円であったが、想定を超えた客入りだったので井川代取は五百円に値下げした。更に上映後には二人によるチェキ会も実施された。
本作は八月五日まで舞台挨拶が行われる(報道現在)。
撮影記事:金剛正臣
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