一月、無料『CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭』の全作品が決定

【芸術報道】 東京国際映画祭(TIFF)/ユニジャパンは、令和四年一月二十一日から二月三日に国際交流基金アジアセンターとの共催で『CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭』を実施する。全作品のラインナップが決定した。無料。


平成二十六年から令和元年の六年間に亘り、本企画はTIFFの一部門として東南アジアの国や監督、テーマ等の様々な切り口でアジア映画の特集上映を行ってきた。今回、オンラインで二部構成の特別編として復活。『特別編「おいしい」アジア映画特集』部門と「アンコール」部門として計十三プログラムを配信上映する。


本企画のメイントピックは「食」。「おいしい」部門からは、数々の国際映画祭に出品を果たしたシンガポールを代表するエリック・クー監督による「ワンタンミー」やジェイ・アベリョ監督によるネグロス島/フィリピンの料理が目にも美味しいロマンティック コメディ「デリシャス!」、同三年「ロカルノ国際映画祭」金豹賞受賞の鬼才エドウィン監督によるインドネシアの“旅×食”ムービー「アルナとその好物(画像上)」等の全七作品を上映。


「アンコール」部門は、これまでにTIFF「CROSSCUT ASIA」部門で上映され、好評を博した作品から厳選して届ける。「恋に落ちない世界/Netflix」が記憶に新しいニア・ディナタ監督によるインドネシアのミュージカル映画「三人姉妹(二〇一六年版、画像上)」やマレーシアの十五人の監督によるオムニバス映画、MVが盛り込まれている短編集「ピート・テオ特集」等とバラエティに富むプログラムを上映する。


関連企画の「スペシャルメニュー」では、映画監督らのトークや食にまつわるインタビュ等も届ける。「アンコール」部門の上映作品の一つでもある「ピート・テオ特集」の企画・統括をしたミュージシャン・映画俳優・プロデューサ・監督とマルチな活動歴を有すピート・テオが特別ビデオを作成する。


画像:©Solar Pictures、©CJ Entertainment, Palari Films、©KalyanaShiraFilms /SAFilms、東京国際映画祭

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