【スポーツ報道】 日産自動車(7201.T1)は、平成二十九年七月三十一日に千十五人の「エクストリーマ」を対象とした独自の大規模調査を行い結果を発表した。同時に日本中の様々なスポットをエクストリーマの為の「遊び場」へと変えていくプロジェクト『THE PLAY LIST』を開始。同日から十二月三十一日まで、自治体・施設オーナー・一般から「遊び場の候補地」の募集を開始した。
応募条件は「遊び場」の自薦・他薦を問わず、連絡先を明記するのみ。選定方法は安全面の確認、エクストリーム スポーツとの親和性、周辺環境への影響等を考慮する。絞り込んだ候補地の所有者等への相談を運営事務局が代行して最終的な選定を行う。また謝礼として、採用決定時に一ヶ所につき十万円を進呈する。
<エクストリーム スポーツの種類>
本プロジェクトの背景にはエクストリーム スポーツへの関心の向上や日本人プロ エクストリーマの世界における活躍機会の期待、練習場・サポート体制の不備がある。同社はエクストリーマの活動を支援する構えだ。例えば、同社の「新型エクストレイル」は両手が塞がっていても足先を入れて引くだけで荷室ドアの開閉が可能な「リモコン オートバックドア」を搭載している。
同社が自信をもつ独自調査は、全国の十八歳から五十九歳(男女)で放送業・調査業・広告代理業に非従事、エクストリーム スポーツを趣味でやっており、頻度が年に六回以上の千十五人が対象者となった。統計的に有意である。
エクストリーム スポーツは十三競技。BMX、マウンテンバイク、フリーライド スノーボード、フリーライド スキー、サーフィン、ボディボード、スケートボード、キックボード、インラインスケート、カヌー・カヤック、ボルダリング、トレイル ランニングとスカイダイビング。
何の為に皆はスポーツをするか
全体としての男女比は、およそ八対二。平均年齢は四十歳で平均年収が五百七十八万円。国民の平均所得は五百四十六万円(「平成二十八年 国民生活基礎調査/厚労省」)。上位五位の競技はサーフィン、ボルダリング、マウンテンバイク、フリーライド スノーボードとスケートボードとなった。
次に平均年収が高い競技は上からBMX(七百八十九万円)、スカイダイビング(七百七十万円)とフリーライド スキー(七百三十四万円)。女性比率が多い競技はボディーボード(八割)、インラインスケート(四割)とボルダリング(四割)。平均年齢が最も高いのはマウンテンバイク(四十五歳)、最も低いのはボルダリング(三十八歳)となった。
そしてスポーツを続ける理由として「ストレス解消」「爽快感」「自然を感じられる」「ライフスタイルの一部」等が挙がった。他にもスポーツを通じて仲間が作れる点も上がった。だが一方でエクストリーマの遊び場不足は九割が感じており、場の提供が求められている。今回のプロジェクトも含め、同社の対エクストリーマ事業に期待が掛かる。
画像引用:日産自動車株式会社 日本マーケティング本部 2017年7月31日報道用資料
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