経産省『HR-Solution Contest-』で選ばれた「働き方改革」八件

【ビジネス報道】 経産省(大臣:世耕弘成)は、平成二十九年七月二十五日に最新技術による働き方改革を推進する為のイベント『HR‐Solution Contest―働き方改革×テクノロジー―』をIoT推進ラボ/日本情報経済社会推進協会と共催し、公開プレゼンテーション審査によってグランプリを選出した。


同省は企業が抱える人事・労務上の「課題」を技術によって解決する、優れたアイデア・ソリューションを募集していた。国内及び海外企業、大学も含めてビジネスやアカデミック等の様々な観点から計百三件の応募があった。事前審査を通過したファイナリストは八件だった。



 グランプリは、ジンズ(3046.T1)の眼鏡型デバイス「JINS MEME」で生産性の重要因子「集中力」の計測してHR施策の効果測定し、PDCAによる効果的な働き方改革を行うもの。


準グランプリは二件。成功報酬型求人メディア等を運営するアトラエ(代取:新居佳英)のAIを活用したビジネス マッチング アプリで互いに興味を持ったプロ同士が出会えるプラットフォーム。もう一件は、「東大」エッジキャピタル等が株主のInstitution for a Global Society(代取:福原正大)の職種に必要な要素「QF」を作成し、個人の科学的な評価を基に「CERTIFICATION」発行して最適な個別教育を提供するもの。



以下は残るファイナリスト五件。


  1. 「録画面接×AI」で候補者は入社の熱意を「自撮り」でPRし、企業側は遠方者の負担を軽減して人材確保の接点を幅広く持てるもの/タレンタ
  2. 世界初のAIによるAIに負けない人財育成として、非認知領域(モチベーション、課題発見他)を扱う世界初のAIコーチング開発で社会全体をボトムアップするもの/広島大
  3. 「mitsucari」を使った定量的面接手法で、属人的な面接による社内不和や早期離職を防ぐべく、適性検査と人工知能分析を用い、フィットした配属までを可能にする採用手法/ミライセルフ
  4. 「MEDiTAG」による人間関係の見える化で、バイタル モニター ビーコンで取得した行動・ストレス情報を解析し、人間関係を見える化。AIが組織を最適化/ホシデン
  5. AIアシスタント サービスで、スマートデバイス、音声対応のチャット型アシスタントがユーザからの会話を理解し、社内の情報探索や業務遂行を行うサービス/日立ソリューションズ

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