『年末賞与』の最高額は「建設業」、最大の上昇率は「商業」

【ビジネス報道】　経団連（会長：十倉雅和）は、令和三年十二月二十二日に『年末賞与・一時金　大手企業　業種別妥結結果（加重平均）』を公表した。主要二十一業種の百六十四社。

調査対象は原則、東証一部上場企業。従業員数が五百人以上。

総平均は八十二万九百五十五円。前年比で一．九四㌫の増。百三十一社の製造業平均は、八十五万三千四百七十五円。同一．三二㌫の減。三十三社の非・製造業平均は、七十一万二千十九円。同十八．〇一㌫の減と二割ちかく落ち込んだ。

以下は業種別の妥結額ランク。百円以下は四捨五入。「ホテル業」は除外。最上位と最下位の差額は六十五．二万円となった。

1. 建設；百十九．六万円
2. 電気；九十三．一万円
3. 食品；九十．〇万円
4. 自動車；八十九．九万円
5. 機械金属；八十八．八万円
6. 化学；八十四．三万円
7. 繊維；八十一．五万円
8. 情報通信；八十．四万円
9. ゴム；七十九．七万円
10. 造船；七十九．三万円
11. 電力；七十六．七万円
    
12. 非鉄・金属；七十四．六万円
13. セメント；七十三．五万円
14. 商業；七十一．一万円
15. 紙・パルプ；六十九．八万円
16. 印刷；六十五．二万円
17. 民鉄；六十．四万円
18. 私鉄；五十七．八万円
19. ＪＲ；五十六．八万円
20. 鉄鋼；五十四．四万円

以下は、業種別の増減率ランク。百円以下は四捨五入。「ホテル業」は除外。最上位と最下位の差は四十七．二四㌫。建設と三鉄道業の落ち込みが激しかった。

1. 商業；二十三．一五㌫
2. 印刷；八．五七㌫
3. 繊維；六．三〇㌫
4. 化学；四．四一㌫
5. 機械金属；三．七九㌫
6. 電気；三．四二㌫
7. 情報通信；一．九四㌫
8. 電力；一．三九㌫
9. 非鉄・金属；一．一七㌫
10. セメント；△〇．〇七㌫
11. ゴム；△〇．〇八㌫
12. 紙・パルプ；△一．三七㌫
13. 自動車；△四．五七㌫
14. 食品；△四．六四㌫
15. 鉄鋼；△四．七四㌫
16. 造船；△七．一六㌫
17. 建設；△十七．一八㌫
18. ＪＲ；△十九．八三㌫
19. 私鉄；△二十二．二六㌫
20. 民鉄；△二十四．〇九㌫