XFLAGスタジオと千葉ジェッツがパートナ契約、ミクシィはスポーツとの融合を模索

【ビジネス・スポーツ報道】 平成二十九年八月二十九日に千葉県内にて、ミクシィ(2121.TM)と千葉ジェッツふなばし(代取:島田慎二)は『千葉ジェッツ×XFLAG パートナーシップ プレス カンファレンス』を開催した。XFLAGはミクシィ内のスタジオで「モンスト」等のアプリを制作する。千葉ジェッツは船橋市をホームタウンとするB.LEAGUE所属のプロ バスケチーム。


両社は七月にパートナーシップ契約を締結。今回、調印式を行い、九月一日から開催されるB.LEAGUE初のカップ選「EARLY CUP二〇一七」よりロゴの提出を開始する。ミクシィは千葉ジェッツのトップ スポンサとなった。千葉ジェッツは昨シーズンにおいて、一試合での観客動員数が七千人超を記録し一位に。「二〇一七年天皇杯」では優勝する等と人気と実力を有す。



<期待される本契約>

 本契約によりXFLAGはエンタメ領域で培ったノウハウを活かして、千葉ジェッツの魅力を今以上に発信していく。様々なコラボ企画やスポーツ振興、子ども達の育成にも貢献する。ミクシィの森田仁基(丙辰、写真上)代取は、「(バスケは)去年、一番観に行ったスポーツ。臨場感がある。子ども達に夢を与えて欲しい。」と述べた。


千葉ジェッツ船橋の島田代取(庚戌、写真上)は、「IT大手のミクシィさんの中でも、圧倒的なエンターテイメントの世界観をお持ちのXFLAG様と提携して頂ける事は本当に光栄に思っています。私共、バスケット界の中ではエンターテイメントと言いますか、あっと言わせる事を色々と仕掛けてきました。その両者でタッグを組んで新しいアリーナ スポーツのエンターテイメントを一緒に協業して創っていければ。」とバスケ界に一石を投じる。


千葉ジェッツの富樫勇樹(癸酉)選手は「正直、びっくりしたって気持ちがありました。」と困惑する程、本契約は異色なコラボレーション。ゲストの前園真聖(癸丑)元・日本代表サッカー選手は、「会場での演出、エンタメの演出は欠かせない。」と、観客の満足感や選手のモチベーションに関わる点を指摘し、本契約の効果を期待した。




スポーツ・コミュニケーション・取組み

 スポーツに力を入れていく事を宣言しているミクシィは、今後の収益の柱になり得るヒントを質疑応答で話した。同席した木村弘毅 取締役(写真上)は「スポーツを題材としたゲームなのか。」と暗中模索の様な段階ではあるものの、「スポーツの一瞬の感動が溢れるコミュニケーション、そういった取組みをやっていきたい。」と既成概念のゲームやアプリ等とは異なった、革新的なスポーツとの融合を探っている。


会見後には、XFLAGのメンバと千葉ジェッツの選手達によるエキシビジョンマッチが行われた。フリースロー対決、モンスト スタジアム対決と両社のキャラによる相撲対決。フリースロー対決では、ポイントガードの富樫選手が3ポイントラインより、XFLAGはフリースローラインより一分間のシュート数を競い、千葉ジェッツが勝利。モンスト スタジアム対決はXFLAG、相撲は手足の長い「ジャンボくん」が手足が極端に短い「オラゴン」を倒し、千葉ジェッツの勝利。一対二で千葉ジェッツが勝った。


十月には今季のホーム開幕、三十年三月にはXFLAGによる冠試合の開催を予定している。尚、ミクシィの株価は会見翌日に値上がりした。


撮影記事:金剛正臣

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