『日本ゲーム大賞二〇一七』『経済産業大臣賞』『ゲームデザイナーズ大賞』が決定

【社会報道】 千葉・幕張にて開催中の『東京ゲームショウ二〇一七/コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、日経BP』内において、平成二十九年九月二十一日に「日本ゲーム大賞二〇一七/CESA」が決定した。


『年間作品部門』では『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド/任天堂』が受賞。プラットフォームはNintendo SwitchとWii U。同社の大賞受賞は、昨年の「Splatoon」に続き二年連続となる。受賞した本タイトルは「謎解きの楽しさ」「特徴的なキャラクタ」「重厚なストーリ」をそのままに「自由度の高い冒険」が可能となった「ゼルダの伝説」最新作。シリーズ初のオープン エアー作品。一般投票では「冒険が驚きと発見の連続で楽しい」「謎解きとバトルの爽快感が最高」等の多くの賞賛の声が出ていた。また五歳から七十四歳まで性別・世代を問わず幅広い層からも支持を集めた。満場一致で決定した。


『経済産業大臣賞』は「ポケモンGOプロジェクトチーム」。世界中を熱狂の渦に巻き込み、配信開始から二ヵ月間で五億ダウンロードを達成した。ゲームファンのみならず、子どもから大人までプレイされる様子が町中に溢れている。日本でも大きな社会現象になった。AR技術を活用し、現実世界と融合させた新たなゲームの楽しみ方を提示。ゲームユーザーの裾野を大きく拡大し、当産業の発展に貢献した点を評価。更にゲームを通しての地域活性化、被災地復興への貢献等とゲームコンテンツの新たな可能性と当該優位性を示した点も評価した。


『ゲームデザイナーズ大賞二〇一七』は「INSIDE/Playdead」。プラットフォームはPS4とPC。同タイトルが審査員から最も多くの票数を得た。操作方法は極めてオーソドックスだが、印象的な描写が心に残る作品とした。主人公を含めた謎めいた世界の表現手法は、数多の作品と比較しても「似ている」と言える作品が略無いと褒めた。同賞の審査員はトップ クリエイタ十二名。プロの視点から「独創性」や「斬新性」等の評価軸で受賞作品を選出した。


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