【ビジネス報道】 令和四年三月五日にオンラインにて東海若手起業塾実行委員会(代表理事:毛受芳高)は、十四期の塾生の最終報告会を開催。医療・福祉・教育・働き方等をテーマに起業家四組が登壇する。同社団の協賛は、ブラザー工業(6448.T1)。
東海若手起業塾は、豊かな地域や社会づくりを志す若手起業家・経営者のビジネスモデルや戦略の質を高め、事業や活動を進化させる為の支援をする半年間のプログラム。これまでに一次産業・ものづくり・まちづくり・地域・ダイバシティ・教育等と様々な分野で地域や社会を変える挑戦をする約六十人の起業家・経営者達を十四年間に亘って支援してきた。
報告会では、十四期の塾生が半年間の支援期間に何を考え、行動してきたのか、また今後どの様なビジョンやシナリオを描いて歩んでいくのかを発表する。
以下の三点が報告会のポイント。
- 東海地方で社会課題・地域課題にチャレンジする起業家;東海若手起業塾の起業家は、豊かな地域や社会作りを志す若手起業家達。社会構造や当事者の困り事に徹底的に向き合ってきた起業家達の声を聞ける
- 起業家に伴走するチーム;東海若手起業塾は、コーディネータであるブラザー工業の社員によるプロボノ(ボランティア全般)、起業家と起業家パートナ達で形成されるチームでの支援期間を過ごす。伴走者達から見て、半年間で起業家達はどの様な変化があったのかを知れる
- メンタ陣からのフィードバック;東海若手起業塾のメンタは、東海地方で自らが起業家として地域や社会の変革に挑んできた者や全国で豊かな地域づくり・人材育成に取組む者達で構成。半年間、時に厳しい問いやフィードバック、起業家へのエンパワメントしてきたメンタ達がフィードバックする
登壇者は四名。「RASHIKS」田中一成 代取は、理学療法士免許を取得。豊田市内のリハビリ病院にて、リハビリ特化型デイサービス立上げに参加。会社設立し、報道現在までにリハビリ特化型デイサービスを二拠点、訪問看護ステーションを一拠点開所した。他に社会福祉士免許・介護支援専門員資格も取得済み。
「じょさんしGLOBAL Inc.」杉浦加菜子 代取は、大卒後に助産師として都内産科病院に勤務。後に出産。オンライン支援のニーズを知り、「じょさんしONLINE」を立上げ。タイでは、最大手の日本語子育て情報誌「nico labo」に連載開始。二百人の助産師と共に緊急企画を発起し、二週間で延べ一千五百組の世界中の日本人妊産婦の支援に当たる。
NPO「セブンシーズ」山村雄太 代表理事は、岐阜県の小中学校で十三年間教師として勤務。教科の専門は理科。現在の学校システムの中では困難な「小中学生一人ひとりの個性が尊重される場づくり」をしたいとNPOを設立。
「Froom」水元陸大 代取は、教育学部に進学。大学で学生団体やベンチャ企業での長期インターンを経験した後に会社設立。
写真:㈳東海若手起業塾
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