【教育報道】 令和四年三月十二日にオンラインにて女性リーダー育成支援を行っている女性の実学協会(代表理事:日野佳恵子)は、女性リーダー育成セミナ『女性の実学塾~課題解決力を上げる為の構造思考スキル~』を開催する。九十分。個人及び法人が対象。
男性とは異なり、女性の実学講座はまだまだ少ない。講師は、同社団の理事で「大阪市大」大学院・永田潤子(辛丑)教授。都市経営研究科。政策分析修士。元・海上保安官。具体的な事例を交え、分かり易く解説する。他にも、グループでのディスカスを通して参加者の学びを深める。
以下がセミナ内容。
- そもそも問題とは何か?
- 仮説の立て方
- 解決の為のプロセスマッピング
- 構造化の着眼点とは?
- PEST分析や5F分析等、フレームの使い方
「PEST分析」はフィリップ・コトラーの分析手法。政治・経済・社会文化・技術のマクロ環境を分析する。「5F分析」はマイケル・ポーターの分析手法。自社の業界に関し、競合・代替品・新規参入・買い手・売り手の五要素で分析する。共に経営戦略やマーケティング戦略立案時に使う。
この女性の実学塾では、真の女性リーダー育成の為に体系的且つ実践的に、「経営視点」「ビジネスマインド」「マネジメント」を学び、成長し合える場を提供。オンライン定例塾(月一回の実学講義と討議)・オンラインサロン(女性の実学コミュニティ)を用意。その他、オフ会や視察イベント等も開催している。
潤子教授は「変化が激しく、自分らしい生き方を模索する時代、誰もロールモデルにはなりえません。だからこそ、女性達が集い、お互いをサンプルにしながら、自分の事を考えていく時間や場所が必要。私も、その一つのサンプルとして参加します。」と女性を鼓舞する。
女性は“経営学への投資”が男性よりも人生において圧倒的に少ない為に、男女の賃金差・報酬差に繋がっている。馬鹿にされる所以。女性が感情論に陥るのは、経営学への投資額の少なさと言えよう。数少ない女性の経営学(論理思考)の場を知られたい。
画像:㈳女性の実学協会
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