新社会人『脱ゆとり世代』が参考にすべき「ゆとり世代」とは?

【人生考察】 平成九年生まれの『脱ゆとり世代』も令和四年から院卒が社会人となります。既に社会人となっている脱ゆとりもいる事でしょう。脱ゆとり世代の直の先輩は「ゆとり世代」です。上司は選べないものですが、本稿では、新社会人の脱ゆとり世代の為のチェック項目を指し示します。


原則、以下の二点のみをチェックします。

  1. エネルギ量(E=mc2)
  2. 成果(パフォーマンス)



FPハイムはファイナンシャル プランニングが付いている以上、ユーザの収入・資産を増やす事が目的です。新社会人の間は月収入を増やす事に注力します。資産形成は高収入(一千万円/年)達成後からでも間に合います。月に数千円の投資よりも、月に数十万円の投資の方が資産形成をし易いからです。




<成果を注視>

 如何様な上司を参考・参照すべきか。それは、「大エネルギ・高成果」のゆとり世代です。ゆとり世代は、他の社会人の世代よりも比較的に賢いですが、E=mc2の物理を否定するゆとり世代は多いのが現実です。mは仕事量と捉えて下さい。c、光の速さは人間では脳の思考速度、身体の反射速度を指します。


世界最高クラスだった経営コンサルタントの故ピーター・F・ドラッカー曰く、仕事は成果に他なりません。企業経営の成果は「利益(売上高-費用)」となります。官公庁の成果は国民の「幸福度・安心度(国家予算-費用)」等となります。あらゆる組織は成果を出し、成果を高める諸活動を日々行います。


当然、エネルギ入力が大きければ、出力先である結果も大きくなり、通常、成果は高くなります。結果(Output)と成果(Outcome)は異なります。企業も官公庁も人員やIT投資等が大きいと成果は高くなります。成果が上がらなければ、途中過程が誤っている事になります。


よって、そもそもエネルギ量が少ない、又は省力志向のゆとり世代の先輩・上司とは距離を置きましょう。念の為に成果も確認しておきましょう。エネルギ量が少ない様に見えて、実は成果が高いゆとり世代もいます。成果の基準は、「利益」や「幸福度・安心度」です。




情報収集元

 利益が低いのに高収入のゆとり世代は危険です。組織に利益の貢献もせずに、自身だけ収入を高めている場合には、違法性が匂いますので警戒しましょう。


  • FPハイムを知ってるか?


この問いも重要です。上図のユーザ層を見ても分かる通り、勉強家なゆとり世代は多いです。FPハイムは恐らく日本の報道機関の中で、唯一ユーザの収入・資産を増やす事を目的としています。しかも若者・若手向けで取材し、記事を作成しています。


この様な媒体(情報)を知らず、自身の人生を向上させる事は難しいでしょう。ハイムは政治・経済・ビジネス(経営)・社会・教育・金融・人生等をバランスよく報じています。一気に学ぶ事はできないので、毎日少しずつ実態・現実から学んでいく。こういった姿勢でコツコツと知見を積み上げていきます。


ですので、ゆとり世代の先輩・上司がハイムを知っているか、否かは後輩・部下の脱ゆとり世代には大きいでしょう。これは議論ができる、できないの差となります。人間は議論により成長できます。共通の話題(トピック)が無くば、議論は適いません。




<勤務周期>

 次に勤める周期です。結論は三年毎でしょう。ゆとり世代が社会へ出た頃には、兼業・副業はできませんでした。脱ゆとり世代は、新社会人でも兼業・副業ができます。但し、消費税は最初から十㌫です。消費税は脱ゆとり世代の始め、平成九年から五㌫、同二十六年で八㌫、そして令和元年から現行の十㌫です。消費税は足枷です。

これは、ゆとり世代とのアドバンテージですので注意して下さい。


話を戻しますと、勤めて三年以内に収入がどこまで上がるか、がポイントです。今までの学歴は就活で終わりです。最初の三年間で知識武装をどれだけできるかは、その後の人生を左右します。特に収入に直結する「簿記」「FP(税務を含む)」「ビジネス実務法務」は最低限、押さえておきたい所です。


この三つを知らない人は、人生百年時代の資産形成ができないでしょう。


本業を副業化しても大丈夫です。本業を安定収入として捉え、ビジネス作法等の合法的に盗めるものは盗み倒し、副業を本業化していく。フリーランス(個人事業主)化ですね。その先には「法人成り」がありますので、「経営学」は学んでおきましょう。特に資金調達と財務(BS・PL・CF)の箇所を重点的に学びましょう。




『脱ゆとり世代』を左右する「ゆとり世代」

 三年毎に自身のビジネス(収入)をチェックしていきます。その都度で判断するのがポイントです。無理に続ける必要はありませんが、自身で起こしたビジネスならば、完全に止めずに細々とロングテールを狙うのも一つの手です。「マーケティング」を学び、実践すれば息を吹き返す、ないし数倍の規模に膨れ上がる事も可能です。例;GAFA


以上より、脱ゆとり世代にとって最初期の直の先輩・上司であるゆとり世代は人生を左右します。


チェック項目は二点。「エネルギ量」と「成果」です。もう彼らも五年から十年近く社会人をやってますので、それなりの形になっています。その形は彼らが自由に望んだものなので、他人がとやかく言う事ではありません。自身が自由にどう成りたいかを考え、行動していきます。


最初期に先輩・上司は選べませんが、慣れてきますと、取引先や顧客でさえも選べる様になります。そうやって収入を増やし、毎月十万円以上の投資が行える様な自身を目指します。投資先で確実性が高いのは、自身です。フリーランスの事業や自社へマーケティング投資を行います。現代では、人員強化は後回しです。



毎日一㌫の労働増

 その数年後に簿記「有価証券」へ投資していくのが、税務的にも良いでしょう。トヨタ等の上場企業も当たり前の様に他社へ投資をしています。一定規模になった者が、個人で資産運用・管理会社を設立していますね。


毎日一㌫でも成長すれば、一年で三百六十五㌫、実に三.七倍も成長できます。これを十年続けると、三千六百五十㌫、三十七倍も成長できます。最初期に若者に有るのは、“金融資本”ではなく、“労働資本”です。毎日一㌫の労働増を十年頑張りましょう。


単純計算で、今日の三十七倍も仕事ができる人間に成れます。実際には仕事の能力にも複利がありますので、更にもっと仕事ができる人間に成れます。月収二十万円ならば、月収七百四十万円に成る計算です。現実にはもっと早く達成する者もいますね。成果を上げれる者が高収入なのは、昭和・平成・令和のどの時代でも同じです。


未来は自分自身次第。頑張っていきましょう。

成果を出せなかった者と、一緒に居ては決してなりません。


記事:京秦正法

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