保護者が学ぶべき高校『情報科』、文科省に特設ページ

【教育報道】 文科省(大臣:末松信介)は、令和四年四月十二日に『高等学校情報科に関する特設ページ』にてコンテンツの追加、項目の見直しを行った。本頁は、四月から高校における新「学習指導要領」の開始に伴い、「情報科」の最新情報を届けるポータルサイト。


保護者は子息・子女が「情報科で何を学んでいるのか」を知られたい。併せて、自身のリカレント教育の対象とされたい。中堅・シニアはリカレント教育を怠った為に、社会的齟齬を来している。


本頁は、以下にて構成。

  1. 学習指導要領
  2. 教育研修
  3. 生徒用コンテンツ
  4. 実践事例
  5. 体制の工夫
  6. 外部人材の活用
  7. 通知・事務連絡等
  8. 関係リンク



二は教員用、詰まり大人用である。同省では、都道府県等の研修でも活用できる新学習指導要領に対応した情報科「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」の教員研修用資料を作成・掲載している。教材や演習回答、正誤表等がある。


教材はPDFを章毎にリンク。演習回答も章毎。一つの読み物として教材を捉え、子息・子女との知識ギャップを埋める事を最低ラインとする。可能であれば、家庭内で適宜、教育できるレベルまでに知識を向上させる。



三は生徒用。二十以上の学習コンテンツに係るリンクを用意。一部、教員用も含む。例えば「未来の教室~LERNING INNOVATION/経産省」では、各種STEAM教材を探す事ができる。STEAMとは科学・技術・工学・リベラルアーツ・数学。リベラルアーツとは「文法学・修辞学・論理学」三学と「算術・幾何学・天文学・音楽」の四科。


例えば「高校における『情報Ⅱ』の為のデータサイエンス・データ解析入門」では、小中も対象で、「なるほど統計学園/統計局」を用意。初級と上級に分け、統計の基礎から児童・生徒が学ぶ事ができる。



ゆとり世代の知識レベルの高さから分かる様に、世代下るにつき、知識レベルは更に上がる様に日本国の文科省は努力をしている。大半の中堅・シニアがリカレント教育を怠った為、若者との知識レベルは格差が拡がり続けている。依って、政治・経済・社会は若者・若手から見て不合理に映る。


同じ様な過ちをしない為にも、現在の若者・若手は未来の若者・若手に呆れられない様にリカレント教育をすべきだろう。特に「情報科」は、全ての大人に欠かせない。


画像:文部科学省、STEAM Library/経済産業省、なるほど統計学園/統計局

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