元・米海軍の記者が「マウリポリ」にて唯一の中立的な現地リポート|露ウクライナ戦争

【軍事報道】 令和四年四月十二日に元米海軍パトリック・ランカスター記者は、特別報告の動画『マリウポリのアゾフ海にて荒れ狂う戦い』を公開した。八年前の「マイダン革命(ウクライナ騒乱)」より同記者は、現地にて中立的な報道を行っている。

現地で唯一の事実報道する記者とアピールしている。


現地のマリウポリは、ウクライナ南東部「ドネツク州」の港湾都市。激戦区。平成二十六年に独立宣言した「ドネツク人民共和国」と露軍が三月下旬よりマリウポリにて鳥軍と対峙している。「アゾフ海」は黒海北部にある内海。


動画では、記者が現地の爆破された惨状をリポート。被害者の住民へインタビュを敢行している。公開時点で住民は、アゾフ海の方が銃撃戦があり、危険だと記者へ伝えていた。別の住民は、とある朝にウクライナ人から安全だと言う学校への避難を勧められた。併(シカ)し、その夜に学校は砲撃され、破壊された事を話した。


動画の最後に記者は、マリウポリにおける鳥軍の最後の拠点の一つ「アゾフスタル工場」にアゾフ大隊が居る事と一週間前にマリウポリの政府が変わった事を伝えた。



<両軍に挟まれる民間人>

 十二日の動画「砲撃によって破壊された四人家族の生活」では、鳥軍が過去八年間に亘ってドネツク近郊「マリインカ」の村を砲撃してきた事を伝えた。取材時には燃えている家を「ドネツク人民共和国」の消防隊が火を消している最中だった。


住民の女性は「これが私の唯一の服です。」とカメラへ主張。ウクラナイ人の砲撃と断定していた。民間人に撃つ理由を「ここの人々(ウクライナ国民)と全てを破壊する必要があるからです。ゼレンスキーが死ぬ事を願っています。」と昂(タカブ)りながら答えた。併せて、八年間に及ぶ苦しみも吐露した。

記者は、被害家族へのEメールを通じた直接支援を呼び掛けた。



また同日の他の動画では、記者の家族を鳥から露へ送ったものの、家族の住む村に鳥軍のロケット弾が着弾した事を伝えた。着弾地点から数㍍だったが家族は無事だった。「事実はウクライナがロシアの民間地域へ(ロケット弾)を発射した、という事。」と記者は伝えた。



四日の動画では私立の「マリウポリ動物園」が砲撃された事をリポート。砲撃により多数の動物が死んだが、未だに沢山の動物が残っており、オーナーは動物達の為に避難せずに世話をし続けている。砲撃では背の高い動物から死んでいったと話した。この砲撃が露軍か鳥軍かは不明。


両国のプロパガンダが過熱する中、希少な事実報道のリポート群である。


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